見出し画像

多趣味は挫折の歴史

タモリさんが、第60回ギャラクシー賞で放送批評懇談会60周年記念賞を
受賞したらしい。
受賞インタビューをyoutubeで観た。


笑っていいとも!が大好きだった。
わたしの人生の半分以上は笑っていいともと共にあった。
タモリさんには長生きしてほしい。

受賞インタビューのなかで「多趣味、博学でいらっしゃる」と言われ、それに答えたタモリさんの言葉にグッときた。
「挫折の歴史なんです。すべてがやることなすこと中途半端ですから」

偉大なタモリさんとならべて自分の話をするのはおこがましいとわかったうえでわたしの話を少ししたい。

わたしも多趣味である。
インドアな趣味ばかりではあるが、レースを編んだり小説を書いたりギターを弾いたりyoutubeでゲーム実況をしたり、ボカロ曲作成などをしてきた。
「いろんなこと出来てすごいね」とたまに人にいわれるが、どれも人に自慢できるレベルのものではない。
タモリさんの言葉を借りるなら挫折の歴史そのものである。

その昔、楓双葉という名前で小説を書いた。
小説すばるや群像などの新人賞に小説を送ったりもした。
紙の小説家に憧れることをやめネットで小説を書いているとき、大滝瓶太さんという方に出会った。
大滝さんがTwitter上で募集していた『#RTした人の小説を読みに行く』という企画に応募し、わたしの小説の批評を書いて頂いた。
その大滝さんが本日新刊を出したらしい。

ちゃんとした作家さんに、わたしのようなド素人の小説もどきの駄文を読み批評を書いて頂けたことにあらためて感謝している。
書いて頂いた批評はこちら↓
(『楓双葉/らぶりつください』がわたしの作品。無料で読める部分です)

娘にも自慢した。
久しぶりに読んでみたら、なんかちょっと泣きそうになった。
『挫折の歴史』だからだと思う。


それはさておき、
大滝さんの新刊『その謎を解いてはいけない
興味ある方はぜひ書店でお求めください!

https://twitter.com/BOhtaki/status/1652267428540473344

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?