50手前で虫垂炎(盲腸)緊急オペで我が身を見つめ直す#虫垂炎レポート
なんの前ぶれもなかったある夜中…
みぞおちに激痛が走りとび起きて痛み止めを飲んだ。朝が来た…何とかクロワッサンと牛乳、ヨーグルトを食卓に置いて、娘たちの水筒を作った。吐き気と腹痛…症状は変化している。
(あーこれは絶対盲腸だ…)2年前の記憶が鮮明に蘇る。2年前まだ世界がコロナウイルスに恐れ慄いていた位のとある夜中…同様の症状が出て救急外来で虫垂炎を診断された。その時はまだ炎症もそこまで酷くなかったのでお薬療法で(いわゆるチラスってやつ)どうにかしました。「今回保存したので又炎症をおこす可能性もあります。その時は炎症が更に増す場合もあるので手術の必要があることも覚えておいて下さい。」これは2年前ドクターから最後にかけられた言葉。いや、科学的根拠からの予言だ。
そして2年後の先程の続き…
平日の昼間だったのでとりあえず家近の病院に行ってみた…。案の定「あなた虫垂炎だから紹介状持ってさっさと大きい病院行きなさい。」と紹介状を有料で渡してくれた。
救急車で行きたかったけどなんとかGOタクシーで、ゴーした。
どんどん痛いし気持ち悪いので盲腸を切り捨てて欲しいけれど…ひと通り検査して、気づくと13時位だった。因みに最後にコロナのPCR法で検査したけど30分で結果が出る日本だとまだ使われて無いタイプの物??だった。(これで皆調べて抗原なんて早くやめれ)当たり前の様に色々承諾書にサインしたけど…痛み吐き気でとにかくサインした感じ。
で…いざ手術。やっとこの痛みから開放されるー。ヤッターマン。麻酔おやすみなさい。
麻酔から目覚めてモロモロ手術室の時計で17時過ぎを確認。
意識も〜ろー田口トモ○ヲなのにはっきりわかる事がありました。すごーくお腹が痛い!出る訳ないのに。「○○○がしたいのです。」とかわめいて、ベット排泄の準備までしてもらったり…しかも吐き気も全然治って無いし…。痛みと吐き気にパニックで足が痙攣してました。実は私初産の時も陣痛が考えたより痛かったので陣痛がマックスの時痛みにびびって痙攣したんです。(この時点でかなり血圧が高くて上156もあった。血圧さげる貼り薬ペタ)
つまり…思ってたんと違う→びびって痙攣。
一応二人目三人目の出産の時は痙攣しませんでした。メデタシ。初物に弱い私は少し虫垂炎をなめてました。ごめんなさい。開腹もしてないのに…。ちなみに私の手術はおへそから管を入れた腹腔鏡手術でした。傷は残らなそうです。
結局痛みに耐えるしか無いとわかりましたが、突然ホットフラッシュみたいに汗が出たりして又パニクりナースコールして…看護師さんに甘えました。吐き気止めも痛み止めもマックス入れてもらって…変な幻覚みたいな悪夢みたいな映像が頭をグルグルよぎりながら何とか朝になりました。
そうしたら…なぜか気分がマシになってました。
(あれ?どうにかなるかも。まだ痛いけど手術するって、こういう事なんだ)
それからは翌日から歩けたし、シャワーしたり、ガスが出たり、順調に回復していきました。そして明日退院します。盲腸なんて使って無い臓器を取っただけで、てんてこしている自分が情けない気分にもなりましたが…やっぱり手術って大変だなと痛感しました。
幼い時に開腹で手術した息子を物凄く尊敬し直しました。がんばってたんだね。号泣。
最近自分勝手な流浪人に戻りそうになっていた私に丁度良い天病だった。
子供達を家族を愛して少し自分の身体も愛さないと。(父譲りの高血圧症発覚したしえーん)身体が健康じゃなきゃ不健康な事出来ないしね。
🤔盲腸がある皆さんへ
虫垂炎が酷くなって腹膜炎をおこしてしまった方が同室でした。辛そうでしたね。痛みが酷くて眠れなくて眠剤もらったりしてました。お腹痛い時は我慢しないでくださいね。虫垂炎の症状はスマホで直ぐ出てくるし。