効果的な返報性の法則について
ロンバケ社長のフジオカです。
突然ですが『返報性の法則』ってご存知ですか?簡単に言うと
「何かをしてもらったから何かお返しをしないと!」
っていう気持ちに人間はなるものだよっていう話。自分のためにアレコレとしてくれた人には自分の出来る範囲でお礼をしたくなるのが人情ですよね。
私のフィールドであるネットビジネスに限らず、どんな商売でもこの返報性を上手に活用することが売上アップにつながると言われています。
今回は、その返報性の法則をより効果的に活用するにはどうすればいいか?そのヒントになりそうな話を1つさせていただきますので、良かったら参考にしてください。
っことで今日の本題。
●返報性には4つのカテゴリがある
「何かをしてもらったことに対しての感謝の気持ち」が返報性になるわけですが、一言に『返報性』といっても種類があるんですね。
その種類を説明する上で必要なのが
・深さ:感謝の度合い
・長さ:感謝を感じる長さ
という2つの軸。
これをマトリクス図にすると次のような感じ。
・感謝の度合いが浅くて短期間で忘れられる
・感謝の度合いは浅いけど長く感謝される
・感謝の度合いは深いけど短期間で忘れられる
・感謝の度合いが深くて長く感謝される
この4つ。
これ、一番いいのは
・感謝の度合いが深くて長く感謝される
⇒ 人生の恩人になるなど
これはみんなすぐに分かると思うし、一番効果が薄いのが
・感謝の度合いが浅くて短期間で忘れられる
⇒ ジュースをおごるなど
だというのは異論がないと思います。
では、2番目に効果的なのって
・感謝の度合いは浅いけど長く感謝される
・感謝の度合いは深いけど短期間で忘れられる
のどっちだと思います?これ、実を言うと
・感謝の度合いは浅いけど長く感謝される
ほうが効果的なんです。ですが、多くの人は
・感謝の度合いは深いけど短期間で忘れられる
こっちを頑張っちゃうんですね。例えば
・恋人に高級料理をごちそうする
みたいなのがそれに当たります。これ、奢ったほうは結構気合い入れてるので長く忘れないですが、奢られたほうはその日の感謝はめっちゃ深いですが案外すぐに忘れられます。
一方、同じ恋人へのプレゼントでも”花を贈る”のが喜ばれると言われる定番で、高級料理をおごるよりは感謝の度合いは浅いと思います。
ですが、その花を活けてもらい、その花が枯れてなくなるまではジワジワと感謝の気持ちは続きます。だからこそ、スマートに花を贈れる人ってモテるんですねー。
これを商売に置き換えて考えていくんです。
「自分のお客さんが長く感謝し続けてくれるものってなんだろう?」って。
もしくは、浅くて短い感謝でもいいから、その感謝の数を増やし、結果として長ーい感謝に育てていくというアプローチをとるか。
返報性を求める側としては、もちろん深い感謝を長くしてもらうのを目指すのは理想。ただし、現実的にそれが出来れば苦労はないってくらい難しいことだし万が一深い感謝を得られることをやったところですぐに忘れられたら勿体ない。
だったら、感謝の度合いは浅くてもいいから長く感謝されつづけるにはどうすればいいか?そこを抑えていくほうが返報性の法則が効果的にいきてきます。
これはどんな商売をやっていようとも。もちろん、プライベートでも役立つ考え方なので是非取り入れてくださいね。
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