誕生日、海外に逃げる
どうも藤岡です。
お久しぶりです。
大学にもぼちぼちサボりながらなんとなく通い、バイトにもちゃんと行き、英語の勉強も毎日して、
なにをする時も1人。バイト以外で人と話す機会ゼロの生活ですが、まぁ何とか生きています。
留学の話も、高校の時の担任になんとなく伝え、100人ほど従業員がいるバイト先のただ唯一の同期にも伝え、
まぁもう後戻りできない状況を作りました。
とにかくまずは一年行ってやろうじゃないかと思っています。
早速本題に入りますが、
昨日、海外旅行を申し込みました。
2月の誕生日、どうしても日本にいたくなくて、一人で海外に逃げることにしました。
といっても、親にツアーじゃないとだめだと言われてしまったので、海外ツアーにボッチ参戦です。
もう、申し込みもしました。
クレジットカードで22万円払いました。
こっちももう後戻りできません。
大学に入るまで自分の誕生日は特別だったんですよ。
祝日で学校は休み。
毎年日付が変わった12時に友達からおめでとうのメッセージがラインに届く。
昼間は私が一番行きたいところに家族で行き、
夜ご飯は私が一番食べたいものを父が作ってくれる。
デザートはサーティーワンのアイスケーキ。
次の日学校に行けば、
誕生日プレゼントはいらないと毎年言い、友達の誕生日に何も渡してこなかったのに、
午後の紅茶やアルフォートにおめでとうと書いて渡してきてくれる友達。
毎年なんだかんだ充実してた。
だけど、大学に入り、
中高の友達とも疎遠になり、新しい友達もできず。
それに祝日だからバイト先は超絶忙しい。
たくさんの友達が祝ってくれて、夜な夜な誰かの家でみんなで騒ぎまくる
そんな大学生活を想像していたのに、
現実は朝から8時間バイトに行き、失敗して怒られ、家に帰ったら疲れて眠り、起きたら21時。
重い体を起こし、スーパーに行き値引きされた寿司とハーゲンダッツを買って食べる。
中高の友達からのおめでとうLINEは2通になり、どっちもおめでとうとスタンプ一つずつのみ
父と母からはおめでとうのスタンプのみ。
家族ラインでは
母「今から帰ります」
父「了解しました」
弟からは何のメッセージも来ない。
一番長いメッセージをくれたのはおばあちゃん。
マナちゃん。お誕生日おめでとう。大学生活楽しんでるかな?ラスト10代、楽しんでください。
そしてそのメッセージに
ありがとう。毎日最高に楽しいよ。と返す自分。
こうなることはなんとなくわかってたけど、
余りに自分の理想からは離れすぎていた。
いつもは寂しさとかほとんど感じない自分でも、死にたくなるくらいに寂しくなった。
そしてそんな誕生日がまた、どんどん近づいてきた。
今年は20の誕生日だ。
中高の友達のインスタを見ていると、
多くの人が友達に高そうなレストランでお祝いしてもらっているところを上げている。
そう。20。
数ある誕生日の中でも、特に特別な20。
親には、まぁ誕生日こっちに帰ってこないよね。どうせ友達と遊ぶでしょ。と言われる。
中高の友達には今更、誕生日一緒に遊ぼうということもできない。
中高6年間友達の誕生日、プレゼントを考えるのがめんどいと言ってプレゼントの送り合いを拒否って来たから、みんなの誕生日を一切覚えていない。
そんな奴が、自分の誕生日だけ、祝ってって言うことができるわけない。
バイト先の人とご飯も行けるわけがない。
いつもバイト先で話すのは、大半が仕事にかかわること、
あとは出身地、住んでる場所、大学で学んでることといった
本当に当たり障りのない、プライベートに踏み込まない会話のみ。
このままいくと、去年よりもみじめな誕生日になる。
昨日は少し、さみしい日だった。
ふとインスタを開くと、花束にケーキに20の大きな風船で祝われている友達の姿。
もう、なんだかこの寂しさには勝てない気がした。
だから、3時間かけてツアーを探し、
すぐに申し込み、
一括で払った。
22万。
これまでの人生で一番高い買い物だ。
行先はベトナムにした。
10代最後の夜、ランタン流しが見れる。
そこが一番大きな決め手だ。
毎日毎日寂しい。
普段はそう思わない。というか思わないようにしているのだろう。
歌を歌い、失敗したら自分で自分に突っ込み、独り言を言いまくって、笑う。
だけど、ほんとは寂しい。
ふとした時に寂しさを感じて泣いてしまうほど寂しい。
前まではバイト先で、
大学に友達いないんですよ。マジで寂しいです。
と言えてたが、
自分ももう、バイト先では古参になっていている。
周りは後輩ばかり。
そんな弱音も吐けなくなってしまった。
寂しい。本当に寂しい。だけどこの寂しさを伝えられる人は周りにいない。つぶやけるのはこのブログだけ。そのことも寂しくてたまらない。
誕生日。20歳の誕生日。人生で特別な日トップ3に入るといっても過言ではないこの日だけでは、
寂しさを忘れられるような最高な日にしたい。