bajjiスコア計算式をアップデートしました(Ver.2)
株式会社bajjiの藤尾です。
弊社は、イノベーター(動く人)をつなぐネットワークサービス
INS(Innovator Networking Service) bajjiを開発・運営しているスタートアップです。
サービスURL:https://bajji.life
bajjiスコアの計算式ってなんぞや?の前にサービスの説明をさせていただきます。サービスをすでにご存知の方は「スコア計算式(PoM)をアップデート」までskipしていただければと思います。
bajjiって何?
bajjiというサービスの大きな目的は、イノベーションをたくさん起こし、より良き社会を作ることです。個の時代と言われている今、動き出そうとしている人、すでに動いている人同士が繋がり易くなる環境を構築できれば、素晴らしいイノベーションが爆発的に生まれてくると思います。この環境をbajjiというサービスで作ろうとしています。
どうやって繋がり易くする?
人と人が初めて出会いその人が信頼できる人なのかを判断するというのは、現状どうしても時間がかかります。しかも、時間をかけて結果信頼できない人であった・・・ということも往々にしてあります。
そんな時、初対面でもこの人は信頼できる人だとわかる指標があれば、今までかかっていた時間を削減できるので、信頼できる人と繋がり易くなります。
そこで、bajjiではbajjiスコアという、その人の信頼度を表現する独自指標を作成しています。
bajjiスコアって?
人の信頼を可視化するための数値です。この数値を算出する際に、元となっているデータは、ブロックチェーンに刻まれた各人の行動履歴のデータです。
行動履歴とは以下で、
・ユーザーとユーザーがリアルに出会った事実(以下、エンカウント)を記録
・信頼の証であるbajji(バッジ)を贈った/貰った記録
これら全てをパブリックブロックチェーンに刻みます。
パブリックブロックチェーンを使う理由は単純で、スコアの元となるデータが確かに存在している、かつ改ざんされていないという事実が重要になるからです。パブリックブロックチェーンを使うことにより、刻まれたデータは誰も(運営である私たちも)改ざん・削除はできないので、信用できるデータであることが保証できるのです。
スコアの計算は?
改ざん可能性があるポイントとしては、データからスコアへの変換部分です。スコアの計算処理もいずれブロックチェーンに刻むかもしれませんが、現状はスコア計算式をオープンにすることで、改ざんされていないことを確認できるようにしています。
ここでやっと本noteの本題です😅
スコア計算式(PoM)をアップデート
9/24 追記&上記画像置き換え
Δγの表記が間違っていたので訂正しました(誤:B/1000 正:B/100)
今までユーザー同士がエンカウントした事実は、スコアに与える影響は微々たるものでした。また、同じユーザーと毎日エンカウントしたケースも、月1回エンカウントしたケースもスコアへの影響度は同じでした。
しかし、社内の議論で「人と人が初めてエンカウントした事実」って重要だよね。また、「日々エンカウントした事実」もその人が「動いている立派な証」だよねという話になりました。
それを受けて、スコア計算式を上の画像のようにアップデートしました🎉
変更点としては、下のエンカウントの計算部分で
ユーザー間の初回のエンカウントを、2回目以降のエンカウントの10倍。
2回目以降エンカウントを今までスコア値としては1程度だったものをB=8.8倍しました。
このアップデートでbajjiスコアが、よりリアルな信頼を表現できるものに近付いたと思います。
すでにサービスをご利用いただいている皆様も今回のアップデートを機に、たくさんの人とエンカウントをしてみてください😁