HANDY MONSTERS 映像化企画 どのように作るのか

 前回の続きで、ここでは、どのように作っていくのかについて、説明していこう。

 まず僕は、クリエイター志望だが、映像業界で働いていないので、個人的なツテを頼ってこの作品の制作資金を手に入れることはできない。
 なので、クラウドファンディングなどを駆使して資金を集めたら、まずは僕のはんもん、ニースを主役にしたパイロット版を制作する。

 実は、ニースが活躍するシナリオ自体は、別タイトルで既に書いてはいる。テレビアニメ1話分の内容で、前回の記事で説明したあらすじに則っている。

 そのパイロット版ができ、もしシリーズとして制作できるようになったときは、同じストーリーフォーマットで、個々のはんもんを主役にしたオムニバス形式の物語にしたいと考えている。
 その参考として、テレビシリーズ1クール分のはんもんと、その作者、ユーザーを個人的に選定したのがこの表だ。

(2022年7月14日 構成全体を改訂 それにより枚数追加)

藤野崇志 HANDY MONSTERS 企画書 ver1.2

藤野崇志 HANDY MONSTERS 企画書 ver1.2 3

 数多く投稿されているはんもんたちから、上記の彼らを選んだのは、デザインの優秀さや集客性を狙う以上に、彼らが既に「はんもん交流」により、様々な関係性で強く繋がっており、本編ではんもんたちのキャラクター性を支えるバックストーリーとして、とても素晴らしいものだったからだ。

 その中には、ユーザーさん自身がなぜか取り下げてしまい、現在では閲覧できなくなってしまったものもあるが、正直、見れなくしてしまうなんてもったいないと思ったものもある。
 そんなバックストーリーを作品内で小出しに見せることで、子供たちの悩みを解決するヒントになったり、一見バラバラに見える物語を、一つの物語として繋ぐ展開を作ることができるので、著作権管理に苦労するのがわかっていても、必ず取り入れたいところである。

 制作した作品の公開は、クラウドファンデングなどに参加してくれた方に、DVDでお届けするだけでなく、YouTubeなどで配信することを考えている。
 状況的にこれからできるのかはわからないが、劇場で上映できればなお嬉しい。

 以上が、この映像化企画の全容だ。


 


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