原由子「眠れぬ夜の小さなお話」のお話~優しい気持ちになれる作品~
ようこそ。見つけていただきありがとうございます。
本日は、サザンオールスターズの曲ではなく、原由子さん(以下:原坊)の「眠れぬ夜の小さなお話」についてです。
昨日の記事(松田弘「それでも時は」)に引き続き、どちらかというとマイナー(?)な記事になることをお許しください。
概要
「眠れぬ夜の小さなお話」は、絵本、ビデオ、アニメでも放送されていたようです。優しい気持ちになれるお話です。
主に91~93年に発売、放送されていたようです。ちょうど原坊は、小さいお子さんたちを育てられていた頃です。
リアルタイムで見ていたという人はとても懐かしいものだと思います。
私は、「眠れぬ夜の小さなお話」の本を持っています。(92.4.25発行)
1話6ページずつ全21話が収録されています。
詳しくはWikipediaにて(丸投げです汗…)
キャラクター
確かなシンプルな顔立ちのネコクンです。本、アニメ、ぬいぐるみそれぞれ少しだけ顔立ちが違うのは気のせいでしょうか。
このネコクンののどかな日常を描いた物語となっています。
写真集
ぬいぐるみのネコクンに至っては、もっと茶色めの色違いがありました。
「眠れぬ夜の小さなお話」との出会い
サザンファンになって約8年経ちますが、「眠れぬ夜の小さなお話」と出会ったのは、一昨年でした。
原坊ソロ曲ももちろん聴いていて、サザンオールスターズ公式サイト原由子DISCOGRAPHYより、「眠れぬ夜の小さなお話」ビデオが発売されていたことは知っていました。ある時、ふとYoutubeで検索すると、多くのお話がアップロードされていました。
「雪の日、雪の精のお話」ピックアップ
特に好きなお話です。雪の精が登場するファンタジーですが(ネコクンが話している時点でファンタジーですね)見終わった後はすごく切ない気持ちになります。
このお話の脚本については、原坊の奥ゆかしさまで感じました。最後にナレーションが入りますが、そのセリフが、よりノスタルジックな気持ちにさせてくれます。
挿入歌は「MOTHER」(91)から「あじさいのうた」(89)「Anneの街」(91)
”子供向け”という作品に対する考え~
私は、素人ながら台本など書いていたので、「創作物」及び「作品」としてこのお話について考えることにします。
作品として「二度」楽しめる
子供の頃というものは誰にでもあります。当時は、純粋に楽しんだり、悲しんだりしていたと思います。しかし、成長するにつれて、様々なものを見聞きします。そして、当時観ていた、何年も前の”子供向け”のアニメや絵本は、子供の時に何をしていたのか、何を考えていたのか、当時の純粋な気持ちを思い出す「もの」となります。
当時観た「作品」と今振り返って観る「作品」は、「作品」は同じものでも、全く違うものなのではないでしょうか。何年も経って”子供向けの作品”は「二度」楽しめると言えます。
私は、現在大学生ですので、10数年前に放送されていたアニメ(例:怪談レストラン(2010)など)の話は、当時の記憶が鮮明に思い出されるのです。
決して色褪せない
「眠れぬ夜の小さなお話」は、30年ほど前の作品ではあり、当時子供の時に観ていた、親として観ていたという人は、とても懐かしく思うでしょう。
私は、当時は生まれていませんが、作品は楽しめるのです。年月が経つと言葉や表現の仕方が変わるということはあるかもしれません。しかし、一般的な作品よりも子供向けの作品はそのギャップが少ないと言えます。”子供の感覚”というものはいつ生まれても同じものなのだと考えます。
ですから、生まれていない時代の作品を観ても懐かしく思う。親が子供が観ている作品を観て楽しむことができ、自分の子供の時に観た作品を思い出すこともある。のだと思います。
子供向けの作品は決して色褪せることはないのです。
おまけ1:原坊曲リスト
アルバム・MOTHER(91.6.1)より「眠れぬ夜の小さなお話」挿入歌プレイリスト(5曲)です。
※すべての挿入歌を網羅しておりません。ご了承ください。
おまけ2:写真集
おわりに
長々と書いてしまいました。
御清覧ありがとうございました。
これからも、サザンオールスターズ・メンバーソロの良さを今後も情報共有したいと思います。
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