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好きな街。大船。

※この投稿は、はてなブログの「今週のお題」に合わせて投稿したものを転載したものです。

今週のお題「好きな街」

わたしの「好きな街」、それは「大船」です。

「大船」は神奈川県鎌倉市にある街で、その玄関口である「大船駅」は鎌倉市と横浜市をまたぐという何とも不思議な場所にあります。わたしは大船に住んでいたといっても、その実態は「横浜市」側に住んでいた人間です。ただ、周りの人には「鎌倉に住んでいる」と言っていました(ただの見栄っ張り)。

その頃のわたしは恵比寿で働いていました。「何でそんな遠いところに住むのか…」と、お思いの方もいられるかもしれませんが、ドア・ツー・ドアでも実質1時間ぐらい。通勤電車も大船始発で恵比寿まで乗換なしの一本ですし、下手に近場に住むより快適だったように思います。

通勤の便利さもありましたが、この場所に住むことを決めたきっかけは「部屋」でした。都内で働き、そこそこの給料をもらえるようになってきた時期だったものの、「部屋」の役割は「寝る場所」以外にありませんでした。もともとインドア気味のわたしなので、もう少し「部屋」自体を充実させようといろいろな物件を探していました。ただ、都内で広い場所に住もうものなら恐ろしい家賃が…。探していたのは、広い部屋のある 1R か 1K 。そんなこんなで見つけたのが「大船」の物件でした。

もう住んでないので晒しますが、以下で紹介されている「apartments F1/F2」のどちらかです。

街の雰囲気もとてもいいです。どちらかというと「下町」の雰囲気が残っていて、駅前商店街などは昔の商店街の雰囲気が好きな方は合うんじゃないかなーと思います。また、そういう雰囲気だけでなく、駅もそこそこ大きいですし、ルミネが駅ビルとしてあるので、商店街の交渉とか付き合いとか面倒という人も受け入れてくれる度量があります。もう少し細かい雰囲気は以下を参考に置いときます。

わたしが大船に住みはじめたきっかけは、「インドア」を充実させることでしたが、気づいたら「クロスバイク」に乗っていました(ロードバイクまでグレードアップできませんでした(笑))。鎌倉や江ノ島が自転車で行く距離として丁度良く、朝一で家を出て、誰もいない寺社仏閣(鶴岡八幡宮とか)や江ノ島に行くのはなかなか楽しい日々でした(いまならなかなかのインスタ映え生活な気がします)。

個人都合で実質3年もいなかった街ですが、都内や、いま住んでいる富士の麓に比べても良い街だったように思います(思い出補正はあると思いますが)。

だいぶ遠いところに引っ越してしまった今としては、今後住むかも(もっと言えば立ち寄るかも)わからない街です。ただ、もし「老後の生活」や「終の棲家」を自由に選べる経済力があるならば、優先順位高めの候補として考えたい街ではあります。

「大船」は、そんな素敵な街です。

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