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音楽を享受した先に

いつだって私の思い出には音が鳴っている。

なんでもない日の青空を見つめたあの時間にも、これ以上ないくらい1人の人間に恋焦がれた瞬間も、心を許し合う仲間と箸が転がるだけで楽しかった夜更けも。

それらの時間が色褪せないのは、音という記憶再生装置がいつまでも鳴り止まないから。

産まれて死ぬまでどれくらい多くの曲を耳にして、どれくらいの思い出を振り返る事が出来るのでしょう。私はあの頃、あの瞬間に心に焼き付いた音をどれほど覚えていられるのでしょうか。

これは私の大好きな音楽と、架空のあの子のおはなしを綴る場所。あの子はきっとこの曲を聞いてこんな時間を過ごしてるんじゃないかしら。なんて曲を聴きながら綴ります。

わたしは音楽を生み出せない人間だったけど、受け取った音楽でしなやかな心になりました。と、言わばアンサーソングのように作成できたらと思います。

拙い文章で恐縮ですが、わたしのお気に入りの音楽と小さなお話を楽しんでもらえれば幸いです。

画像:作成中の相棒は4年前に購入したSONYのWH-1000X2。


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