２５歳社会人、下宿に住んでみた。
初めに
下宿についてどのようなイメージがありますか？
私は学生が状況する際に、実家暮らしと一人暮らしの中間のようなイメージがありました。今回は下宿に半年間住んでみてメリットなどを紹介したいと思います。
下宿を選ぶまでの経緯
私は急遽北海道への長期出張が決まり、ホテルで過ごそうか、賃貸を借りようかと迷っていました。ホテルでは一泊5000円かかり月で15万円近くかかってしまう為、金銭的に厳しいと感じていたので、賃貸を探していました。
しかし、出張先の街には空きの賃貸がほとんどなく、職場からかなり離れた場所にしかなかったので、頭を抱えていました。
その時、ふと頭の中に”下宿”というワードが浮かび、調べてみることに。すると、職場に割と近いところにあることを知り、電話をかけてました。（HPなどは存在せず、電話番号と住所だけ見つかった）
私「仕事でこの街に来ているのですが、半年ほど住むことはできますか？」
大家さん「うん、今空きあるから今日にでもいらっしゃい」
私「ありがとうございます！」
本当にこんな感じで入居が決まりました。社会人でも下宿に住んでいいと知って驚く。
下宿に着くと大家さんから家賃や食事の時間などを聞くことになりました。
家賃と食事
下宿のルールとしては、
・風呂トイレ共有
・食事は1日２回（日曜除く）
が基本的なルールで、大前提として他の住居者の迷惑にならないことはしてはいけません。
以上で家賃は１ヶ月６万円。食事付きで６万円！？即入居を決めました。
朝はご飯とお味噌汁とおかず。夜はトンカツが出ることもあったり、カレーライスであったり、結構ボリュームもあり北海道食材を使う豪華な食事でした。
下宿でのサイクル
私は朝６時に家を出て２０時に帰って来ますと大家さんに伝えると、その時間に食事を用意してくれました。
食事はダイニングに８席ほど椅子が用意されていて、そこで食べます。基本的にキッチンには大家さんがいて、料理を作ってくれました。
お風呂は夜１０時までに入浴する決まりがあるので、食事を済ませたらすぐお風呂に入るという、健康的な生活を送っていました。
下宿の先輩達
私が入居した時、すでに入居されていた先輩達は以下の人がいました。
・１８〜２０歳くらいの女子学生５名
・４０歳くらいの男性会社員
・５０歳くらいの男性職業不明
近くに看護学校があり、そこに通っている学生さんが多く住んでいました。正直、男性と同じ屋根の下で暮らすのに不満はないのかと思いましたが、皆さん優しい人で、住んだらその心配はないのだろうと思いました。
社会人が下宿に住むメリット
１．食事が用意されている
仕事があると食事を作る（用意する）のが億劫になってしまい、適当になりがちである。実家暮らしって最高だったなぁと思いますよね、まさに実家のようなシステムで食事が用意されています。この半年間はとても健康的な生活を送れました。
２．家賃が安い
今回私が入居した下宿は家賃６万円だった。一人暮らしの場合、家賃に加えて光熱費・水道代・駐車場代を払う必要があり、その出費を６万円で抑えるのはかなり厳しいと感じる。６万ポッキリでお財布に非常に優しいです。
３．人との出会い
私は長期出張という形で北海道に来て、知り合いは仕事関係の方だけでした。ですが、下宿にいると食事中などにも他の入居者の方と話す機会もあり、仕事以外でも人と関われることが嬉しかったです。また、大家さんが非常に良い方で、食事のない日曜などにも「余り物があるから食べていいよ」と声をかけていただいたり、頂き物のビールなども頻繁にくれました。
社会人が下宿に住むデメリット
１．仕事で生活リズムが乱れた時
仕事をしてると、どうしても時間内に仕事が終わらないことが多々あります。食事の時間は夜９時までと決まっていたため、帰りが遅くなる場合は大家さんに電話して、食事を別にとって置いてもらう必要がありました。また、お風呂が共有のため、自分の入りたいタイミングでなかなか入ることができませんでした。
２．アパートよりも薄い壁
当たり前ですが、アパートより壁は薄いです。同じ家で複数人暮らしているわけですから、生活音などはよく聞こえます。隣に住んでいる人の電話の声などはとてもクリアに聞こえ、自分が電話する際には家を出てしていました。この辺は実家でも同じかもしれませんね。
下宿に住んでみて
半年だけと短い間でしたが、下宿に住んでよかったと思いました。家賃が安いのはもちろん、大家さん方と出会えたことがとても素晴らしかったです。また、男の若者ということでいろんな場面で重宝されました。重たいゴミを出したり、WIFIの不具合修正などいろんな場面で活躍しました笑。
社会人の方で長期出張が決まり、人と関わり合うのが好きな人や家賃を抑えたい人などはとてもおすすめです。