いえいえ、そんなお礼なんかいらない。
ときおり店員さんなどに横柄な態度をとる不届き者がおりますよね。
彼らにしてみれば「こっちは金払ってやってんだ、オゥオゥ、お客様は神様なんだぜい」とイキリ千万
なのでしょうが、勘違いも甚だしい。
お買い物とは「商品やサービスと貨幣を交換する取引」です。
そして客がその取引に参加するのは"客側の利益"の為です。ここ重要。
例えば私、つい先日Apple社製のMacBook Airを、Amazonというお店で115000円程で購入しました。
何故その取引に参加したかといえば、私の利益の為です。
「これを入手したらオレのオサレITライフがグレードアップするぜっ、たっぷり自慢もしてウキウキ、キャッホー。11万ちょいなら全然安いし」
言わなきゃよかった真の思惑です(笑)
事実けっこう自慢してます、ご存知でしょうが。
この取引、別にAmazonに利益を差し上げたいわけでなく、Appleの売り上げに協力したいわけでもありません。
あくまでこの取引は"私の利益"の為です。
Amazonの注文メールには「お買い上げありがとうございます」と記してますが、こんなもん定型文だから"ありがたい"なんて微塵も思っちゃいまい。
ただそれでいいんです、ありがたがる必要なんかありません。
お店の為にお金を払ってるヒトって世の中に1人でもいますか?
「吉野家の売り上げのためだ。腹減ってないけど、食いたくもない牛丼をお金払って食ってやるかぁ」
吉野家に入る前にマツモトキヨシに入ったほうがよくないかしら?
バカを治す薬売ってるかも、たぶんチョコラBBとかある棚の辺り、あー違う違う。それはQPコーワゴールド、疲れ取るヤツ。
ステキな商品やサービスと貨幣(という紙切れ)を交換してくれるのだからお礼を言うのはむしろこちら側。
私は実際買い物した後は頭下げて帰りますので。