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高校生時代の話(入学初日編)

私が入学した高校はいわゆる自称進学校である。振り返ってみれば学力も中途半端でかつスポーツの成績も全体的にいまいち、まあありふれた学校であろう。
自称進学校らしく意識がなぜか高い教師が多かったように感じる。
入学してすぐに頭髪検査が行われ、私はこの検査に引っかかった。
冬休みにだらけて髪を切っていなかっただけである、決して反社会的な意思があったわけではない。頭髪検査を実施していた担任と副担任に明日髪切りますと言ってもぐちぐちと何かを言われ、私と担任の教師は入学初日にして決裂した。入学して1週間程度で校歌を覚えるために校歌の歌詞を暗記して書くテストがあるのだが私はこれに反抗した。校歌なんてそのうち覚えるものであり、校歌を覚えたところで何の役に立たないと判断したのである。
校歌は1~3番まであり,それぞれ番当たり5行づつである。テストでは1行あたり1点の15点満点であり、私はクラスダントツの15点満点中3点で最下位の結果を残した。
1~3番で共通の歌詞が1つあるのだが、私はその共通の歌詞を唯一正解したのである。この結果に担任は憤慨、職員室へと呼び出しである。
職員室でなぜ覚えないのか、次満点を取れなかったら職員室で校歌を歌わせると脅しをかけられる。その後再試験がそもそもあったのか?受験したのか、合格したのか不合格したのかは全く覚えていないのだが、とりあえず職員室で校歌を歌うことはなかったのは間違いない。
高校生活は初日から先が思いやられるスタートを切ってしまった。


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ふじた
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