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私の好きなもの

こんにちは、あるいは、こんばんは。
WISEの人たちは朝には会うことがないのかな?
藤仲さきです。

先日、インフルエンザにかかり、朦朧としながらSPY×FAMILYを読了しました。


何を書こう?:初心にかえろう(早)

はい。既に迷子です。
さっそく初心に返ります。

※初心に「返る」のか「帰る」のか、少し迷って検索しました。
初心という“モノ”に返るのか、私という人間が初心という“場所”に帰るのか、という使い分けのようです。
私は迷子ですから、まだ帰れないなと思ったので、初心に返ってみました。

好きなもの:きれいなもの
 具体的には……花、児童文学、日本酒、巨大構造物

自己紹介|はじめてのnote

そっかぁ……
なんだ?この無関係そうな羅列。

とりあえず、一つずつ何か書いてみよう。


花:きれい

カサブランカのように香りが強いのは苦手ですが、
芍薬のように香るのは好きです。

昔、勤務先の近くに幾つも花屋さんがあった頃は、毎月のように花を買っていました。

職場に立派な胡蝶蘭をいただいたときは半年保たせることができて、贈って下さった方にも驚かれて、
上司は何もしてないのに得意気に「本当に良いものをいただきまして」とか言ってたなぁ。

あぁ、あの胡蝶蘭のお店は、毎年6月になる頃に芍薬フェアがあったなぁ。
バラが得意なお店には「この花を入れて1000円で、ミニブーケお願いします」ってお願いしてたなぁ。
外壁にツタを美しく這わせていたお店は、何かのタイミングで撤去して、壁の色が変わっていたなぁ。

気がつけば、最近、花を飾っていないかも。
さみしい。

児童文学:優しい世界

その全てが優しさだけでできている……わけではないけれど、やはり救いがある、というか。

逆に、児童文学のフリをして、読んだ後に何の救いもなかったり、学びもなかったりするのは苦手。
怪談話とかは児童文学の括りには入れられないし、なんなら今でも怖いです(苦笑)

まだ自分の世界が広くはないときに得られる、自分の精神と身体の安全を確保した上での、
「こんな世界もあるかもよ?」「もしこんなことが起こったら?」という、サジェスト?例示?示唆?
(だんだん弱くなっていってる……)

美しい日本語と優しい言葉の世界、
絵本だったら、主観と客観のはっきりとした画面にカラフルな場面。

現実はそんなに整然と美しくはないからでしょうか?

日本酒:偏りは愛だ

純米酒しか飲めません。
雄町スト(オマチスト)です。

日本酒に接点のない方にはナンノコッチャですね。

日本酒には、醸造アルコールを[添加する・しない]という原料上の区分があります。

この醸造アルコールを添加していないのを「純米酒」、添加しているのを「アル添(あるてん)」と呼ぶことがあります。

醸造アルコールを添加することにより、お酒の保存性や香味が良くなるという効果があります。

ただ、藤仲のアルコール分解酵素は少ない。
純米酒に対応するのがやっとなのです。
あ、アル添酒の燗の出汁割りという手間のかかったものをいただいたときは、美味しかったです!
(二日酔いにはなりました……)

雄町というのは酒米(さかまい)の種類です。
普段食べているごはんのお米(飯米:はんまい)とはちょっと違うお米です。

雄町は米の粒が大きいので、お酒の味に雄町っぽさがあるという人もいます。

私の場合は、ただ好きなお酒10銘柄を並べる遊びをしたときに、全てが以下の条件内

  • 酒米が雄町

  • 生酛山廃系

  • 長期熟成酒

という、無意識トリプルコンボを決めるほど、偏った味覚をしています。

日本酒バー、引っ越してから行ってないなぁ。

巨大構造物:大きいことはいいことだ

見出しから結論が出ているような気がしますが。

  • 高速道路のジャンクションを下から仰ぎ見る

  • 恐竜博に行って太古の巨大生物に思いを馳せる

  • ジンベエザメが優雅に泳ぐのをぼんやり眺める

自分がちっぽけな感じがするからでしょうか?
実際に、150cmないのでちっぽけなのですが。
(あ、態度が大きいからなのか、このくらいの大きさの成人女性がそんなにいないからなのか、
直接会うとそこまで小さくは見られないので、なんとなく矛盾した気持ちになります。)

ときどき大きなものに圧倒されないと、自分の矮小さに気づくことができないのかもしれません。

単純に、背の高い人に対する羨ましさが、ちょっと育ちすぎちゃったのかもしれません!

おわりに:帰る先は

昨日たまたま並べていた好きなものの羅列は、
「自分の面倒だけを見ていればよかったあの頃」にタイムスリップしたような気持ちになりました。

確かに、この間15年ぶりくらいにインフルエンザにかかったとき、
熱に浮かされながら、「おうちに帰りたい」という言葉を繰り返していたし、
揺れるカーテンを掴もうと手を伸ばした先は、初めて手に入れた小さな自分の部屋でした。

あの頃の未来に立っているかと思うと、「恥じない自分であらねば」と、ちょっと緊張します。

あなたの、そんな大切な「あの頃」はいつですか?

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