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"映え"重視の絵画②

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こんにちは!藤本絵里菜です✨


本日は昨日に引き続き、

ロココ美術


について💐


サロンでは官能的な刺激の強さから批判も受けたロココ美術🌸
それもそのはず、それまでの西洋絵画は「神々の恋愛」を題材にした作品はあれど、「人間同士の恋愛」を描いた作品はあまり見られませんでした。
なので、男女の情愛について描くロココ美術は西洋美術史にとって新しい風に🍃

作者:ジャン・オノレ・フラゴナール
題名:ぶらんこ
1767年 油彩


ヘッダーにも使っているこちらの絵、
ブランコで遊ぶ可愛らしい女の子とそれを見守る男性……
のように見えますが、実は左下の男性ブランコに乗る女性の愛人❣️
その目線はスカートの中、しかもこの時代は現代のパンツのような下着は無いので中は……🙈


そして、よく見ると右端の暗闇の中に男性が描かれていますよね。
なんとこの人物が本当の夫🚹


当時、結婚というものは家を存続させるためのシステムのようなもので、そこに恋愛感情はない事が珍しくありませんでした。
なので、その相手との間に後継が生まれ、また大っぴらに知られなければ、正式な伴侶以外との恋愛も咎められる事はなかったそう😳
時代が変われば常識も変わりますね……💍


この絵はディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」「アナと雪の女王」が制作される際ベースになったと聞きます。
作品の時代背景を知るとまた見る場所が増えて楽しいですね🤗



それでは今日はこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございます💝
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