書くべし

私は今も平均して毎日1記事以上は、何かしらをどこかしらに書いている。記事として。

2013年に本格的に「ブログ運営(現在はサイト運営の方が主)で食べていきたい!」と決意してスタートしてから5年以上。

体調や用事で書けない日や、もともと家族と一緒に過ごすために決めている休日(土日祝日・長期連休)などはあるのだけれど、書く日は1日5本くらい書くし、そういうのを含めて平均しても1日1本以上は書いている計算になる。

息子の産後も身体はきつかったけれど、とにかく「書きたい!」が爆発している時期で、ブログ運営が楽しい時期でもあったので、なんとか時間をやりくりして書いてた。
睡眠時間は、細切れ睡眠をかき集めてようやく1日2時間くらいだった時ですら、今掘り返してみると記事は書いていたようだ。

(さすがに次の産後はそんな無茶はしないつもりだし、自分の身体と子供のことを優先するつもりで今必死で準備しているところです。)

そんなこんなで2,000記事以上書いてきて思うのは、書けば書くほど書けるようになるよねってこと。

スタート直後はまさしく何でも書く屋さんだったんだけれど(何を書けばいいのかよくわかってなかったから)、途中から妊娠・子育てジャンルに集中して、さらに途中から商品・サービスレビューに集中するようになったんだけれど、今はもうひとたび「これを書く!」という題材さえ見つかれば、書くこと自体はそんなに悩まずとも書けるようになった。

子育てジャンルの中で、書くべき記事がどんなものなのかも、見分けるのにそんなに苦労はしない。
商品・サービスレビューだって、なかなかいいものが書けるようになったという自負がある。

どうやって成長してきたのか?

これはもうひとえに「書いてきたから」としか言いようがない。

今はね、ブログ運営やサイト運営についての情報もめちゃくちゃたくさんあって、人によって色々なスタイルもあるし、それこそ扱うジャンルやターゲットによってもスタイルは変わっていく。

たくさん書くべきか、例え時間がかかっても満足のいくものだけを記事にしていくべきか。

そういうのも結局、その人が今までどれだけ書いてきたのか、今までいくつのサイトやブログを運営してきたのか、今までの職歴は何だったのか等々にもよるわけで、「○○さんがこう言ってたから」なんてのは本当にあてにならないと考えた方がいいと思うんだよ。

○○さんが言っていたことが、私にとっての正解なのかどうかを見分けるためにも、たくさん書いて、たくさん運営に関する経験をして、そうしてはじめてわかるようになるもんだとも思うし、自分に必要な情報をキャッチするアンテナも立てられるようになるんじゃないかなって思うのですよ。

もしも本当に、ブログやサイト運営に関する作業に携わるのが初めてな状態でスタートを切っているのであれば、「なんかよくわからん」ってのが払拭されるまでは、ひたすらひたすら書くことに集中するのが、遠回りなようで結局の近道だと思うけどな。

もちろんその間、情報収集をしちゃいけないってことじゃない。
色々な人の話を聞けばいい。

そして良さそうだなと思ったら、まず自分でやってみて判断したらいいんじゃないかな。

最初から質の高い記事なんて書けないよ。
さすがにそれは無理があるよ。

包丁も初めて触る小学生が、いくら料理の本を見ながら料理したとしても、プロの料理人と並ぶくらいの料理が作れるとは思えないでしょ。

でも料理の本をみながら、一生懸命自分で考えて、手数を惜しまず試行錯誤していたら、そのうちたぶんめちゃくちゃおいしい料理を作るようになるよ。

そしてその頃には、またさらに上の目標が見えるようになって、さらに上に進んでいくんだよ。

そんなもんじゃないかと思ってる。

まあ単純に考えて、1週間に1記事しか書かなかったら、1年経ってもたったの52記事だ。

52記事全てがスタメンになりうる実力のある記事で、サイト構成もバッチリだったら、成果も上がるかもしれないけれど・・・「ブログ運営とはなんぞや?」からスタートした人が52記事書いただけで、そんないい線までいくとは考えにくいよね。

もっというと、例えば2か月で52記事書いた人と、1年かけて52記事書いた人とでは、同じ52記事でも経験的に得るものは違うと私は感じているんだよ。やっぱり間を開けると色々忘れるしね。

ごめんね、言い方ちょっと厳しいね。

だけど収入を得るということはビジネスをするということで、のほほんではやっていけないところもあるんだ。ビジネスは厳しいんだよ。

最初はもう絶対黒歴史だよ。
何年かたってから最初の方の記事を見ると、心臓が止まるんじゃないかって思うくらい、読み返したくもない記事だらけになるよ。

だけど初期の自分の記事をみて、心臓が止まるくらいにショックだって感じられるってことはそれだけ成長してるってことだから。

だからリライトとかも、心臓が止まるくらいショックに感じられるようになるまではあんまり考えなくてもいいと思うよ。(薬機法・景品表示法に抵触するような部分はすぐに修正!)

みんな最近器用になってきててさ、すごく短期で成果を出し始める人とかも出てきて、焦る気持ちもわからんでもないけれど、私としてはどれだけ早く成果を出すかよりも、どれだけ長くこの業界で生き残るかの方が大切だと考えてるから。

長く生き残るためには、不器用に突き進む時期だって必要だよって話でした。

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藤村みどり
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