債券の利金は何に再投資する人が多い?【お客様からの質問シリーズ㉘】
こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。
債券投資の醍醐味はインカムゲインですよね。債券で複利運用をするためには利金の再投資が必要不可欠ですが、何に再投資すべきか悩んでいる方も多いと思います。
今回は「債券の利金は何に再投資する人が多い?」というご質問をいただいたので解説していきます。
(1)再投資の際のポイント
債券のインカムゲインは毎年2回決まったタイミングで決まった金額が払われるため、積立投資の計画が立てやすいのが特徴です。
なのでドル建てで積立投資が可能な投資先と相性がいいです。
(2)主な再投資先
・米ドル建てETF
利金の再投資先で一番多いのが投資先の選択肢が多い米ドル建てETFです。
米ドル建ETFは種類も多く、低コストで株式や債券、REITなどの様々な資産に分散投資が可能です。S&P500などの指数に連動するETFもあれば特定のテーマにスポットをあてたETFもあるので相場状況によって投資先を変えることも可能です。
さらに定額買付を活用すればドルコスト平均法で、取得単価を平均化しながら分散投資が可能です。特に手間がかけたくない方などにおすすめです。
・MMF
利金をMMFで受け取る設定にすれば自動的に再投資が可能です。
さらにMMFは再投資先が見つからない際の避難先としても優秀です。
米ドルをただ持っていても金利はつきません。ですがMMFは米国の金利によって変動はしますが分配金が出て再投資がされるため複利運用が可能です。更にMMFは証券口座から投資が可能で数日で解約が可能なため、流動性もあり一時避難先として優秀です。しかしMMFは高いリターンは期待ができないため、リスクをとって資産拡大を目指す方の再投資先としては不向きです。
ピンとくる再投資先がない場合は、MMFの活用も視野に入れましょう。
・個別債券
金利が高い場合は債券への再投資も良いです。金利が高いうちに債券の比率を増やすことで今後受け取ることができるインカムゲインを増やすことができます。
しかし、利金で再投資する場合だと、投資可能額はそこまで大きくないと思います。債券には最低投資単位があり、利金の場合だと投資できる債券の種類は少ないので注意が必要です。
更に個別債券は定額買付はできないので毎回手動での買付になります。定額買付で手間をかけずに債券投資がしたい場合は債券ETFを活用しましょう。
(3)まとめ
今回は債券利金の再投資についてでした。
再投資先にはさまざまな選択肢がありますが、その方のご年齢や状況や相場環境によって最適な再投資先は異なります。悩んだ時に当記事を参考にしていただけると幸いです。
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