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発行体格付と債券格付けのどっちを見ればいいの?【お客様からの質問シリーズ⑦】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

債券のご提案をしていると「発行体格付と債券格付けのどっちを見ればいいの?」とご質問いただきます。
結論から言うと「債券格付け!!!」だと思います。今回はその理由について書こうと思います。


(1)発行体格付・債券格付けの概要

以下の記事に発行体格付と債券格付けについて書いてあるのでチェックしてみてください。


(2)債券格付けを見るべき理由

債券格付は簡単に表現すると「発行体格付け+債券自体のリスク」を反映させたものです。債券格付けを見ることで発行体のリスクと債券そのもののリスクどちらも分かります。

以下の図は債券種類ごとのリスク・リターンになります。一番左の国債がリスクが一番低く、右に行けば行くほどリスク・リターンは高くなります。
基本的に右に行けば行くほど、債券のリスクが上乗せされていくので債券格付けも下がります。

債券種類ごとのリスク・リターン

発行体格付は同じでも債券格付けが違うことがあるので注意が必要です。
発行体格付だけを見ていると債券の種類ごとのリスクを見落としてしまうので債券投資の際は債券投資を確認して投資しましょう。

債券種類ごとの債券格付け一例

(3)まとめ

債券格付けを見ることで発行体格付け+債券自体のリスクのどちらも把握できるので基本的には債券格付けを見ることをお勧めします。

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