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ヘッジファンドの基礎知識【お客様からの質問シリーズ㊽】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

ヘッジファンドという名前は聞いたことあるが、あまり馴染みのない資産でいいイメージを持っていない方も多いかと思います。
ヘッジファンドは富裕層の資産配分上必要な資産なことも多いので、今回はヘッジファンド基礎知識について解説します。

(1)ヘッジファンドとは

株式や債券、為替など幅広い資産に投資する私募形式の投資信託です。インデックスファンドは公募投資信託です。

私募形式とは50人未満の少人数の投資家にしか募集ができません。枠が埋まってしまったら投資できなくなってしまうこともある富裕層向けの投資対象です。

⭕️あらゆる手段を使い市場全体が下がった場合でも、プラスの運用成績を目指すのが特徴で「絶対収益型」と表現されることも多いです。

(2)メリット

・市場全体がマイナスの時に強い

相場がどのような状況でも、プラスの運用成績を目指すのが特徴なので、下落局面でこそ魅力を発揮します。

⭕️リーマンショックやコロナショックなどの大半の資産が大きくマイナスになってしまった局面でもプラスリターンを出しているヘッジファンドもあります。今後、相場がクラッシュしそうだと思うのであれば、ヘッジファンドへの投資を検討して良いと思います。

・資産配分の最適化に近づく

「資産運用に結果の9割は資産配分で決まる」と言われています。

ヘッジファンドを、一部ポートフォリオに組み込むことによって、
市場全体が下落した時のシートベルトのような役割として活躍します。

どのような局面でもプラスの運用成績を目指すのであれば、
「すべてヘッジファンドで良いのでは?」
という疑問も出ると思います。

しかし、株式が上昇している局面ではパフォーマンスで株式には勝てないこともあり、株高の恩恵が受けれない可能性もあるため、あくまでも市場全体が下落した時のシートベルトとしての活用がベストです。

さらにコア資産ではなく、サテライト資産なのでポートフォリオの主役になることはあまりなく、資産配分全体の20%前後までにとどまる事が多いです。

(3)デメリット

・最低投資金額が高い

ヘッジファンドは、私募形式のため、限られた人にしか投資ができず富裕層向けなことが多いです。そのため、債券のように最低投資単位があります。10万ドル以上からのものが多い印象です。

・流動性があまりない

株式や債券などは売却してから3日後くらいには現金化が可能です。
しかしヘッジファンドは売却して換金されるまでに数ヶ月かかるものが多いです。

⭕️ヘッジファンドの買付資金は資金使途が決まっている資産ではなく、余裕資金での投資にしましょう。

以上、ヘッジファンドの基礎知識についてでした。

他に資産運用に関する記事を書いています。
以下のリンクが目次になるので併せてご覧ください。

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