債券利金の再投資戦略【債券の基礎シリーズ⑬】
こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。
債券投資のインカムはドルで受け取ることになりますが、そのままにしておくと何も起きずもったいないです。
(1)基本的な考え方
債券の利金は米ドルを証券口座で受け取ることになります。そのため複利運用をしたい場合は、自分で再投資をする必要があります。
再投資先の正解は人によって異なります。投資目的や期待リターンに合っていない投資をしている事も多いです。
以下の観点で考えてみと良いです。
(2)MMF受け取り
証券会社によりますが、利金をMMF受け取りを選択することも可能です。
MMFは月末に自動で利益を再投資してくれるのでMMF受け取りにすれば、自動で複利運用ができます。
MMFについては以下の記事で解説しています。
(3)定期買付の活用
MMF以外でドルのまま再投資する場合は米国株やETFの定期買付をすることも可能です。
ドル建ての税引後インカムは為替によって変動しますが、利金受け取り日は決まっているので、そこに合わせて設定すると自動で米国株やETFを買付をしてくれます。
忙しく、投資に関しての意思決定を減らしたい方には良いです。ドル建てETFは種類が豊富なため、アクティブファンドのような商品に低コストで投資できます。
(4)リスクを取った運用する
利金は0から生まれた資金のため、リスクを取って個別株への投資などをする方も多いです。マイナスが出たとしても手出しの資金ではないためOKとのことです。
しかし個別株投資は手間がかかり、ボラティティも激しいため忙しい方には不向きです。相場を見る時間があり、市場平均(インデックス)よりも良いパフォーマンスを狙いたい場合にしましょう。
(5)債券を買う
利金が出るたびに同じ債券を購入していけばインカムゲインも増やすことができます。しかし債券には最低投資単位があります。1000ドルから購入できるものもあれば10万ドル、20万ドル以上からしか買えない債券もあります。
最低投資単位が低い債券であれば利金が出るたびに購入していくのも良いでしょう。
以上、債券利金の再投資戦略についてでした。
他に資産運用に関する記事を書いています。
以下のリンクが目次になるので併せてご覧ください。
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