第2回世界将棋AI電竜戦
11/20・11/21にてAI将棋の最高峰を決める「AI電竜戦」が行われた
https://www.youtube.com/channel/UCVecG5AhJTZKcqlAZju25Og
こうしたマニアックな大会がyoutube動画でLIVE実況。
正直だいぶマニアックな大会だが、こうした内容でも気軽に放映でき、見たい人が見ることができる時代なんだなぁと感じる。
中村太一プロと竹部さゆり女流四段に加え、技術解説する方もおられ、面白く視聴させていただいた。
将棋はほとんどが居飛車の将棋で、すごいスピードで進んでいく。
穴熊は見たところなく、バランスを取りながらギリギリの切り合いする将棋が多い印象だった。
AIが指す振り飛車を見てみたいなと思うが、やはりAIは振り飛車は厳しいと判定している様子だ。
(昔ハニーフラッシュという振り飛車党のAIがあったがそうしたものもぜひ開発して欲しい)
1つ印象的な言葉は技術解説者の方が
「人間もミスをするがAIもミスをする」
という言葉だ。
ミスをしなければ、将棋は引き分けで終わったり、先手もしくは後手が必ず勝ち続けるはずだが、現状AIが強くなったとはいっても勝ったり負けたりしていたり、先手が有利ではあるが後手が勝つことがまだまだ多い。
ということは厳密に言うとAIもどこかで小さなミスをしており、そこの付き合いで勝負がついているということだ。
これだけAIを含めた技術が発達し、多くの技術者が研究する中、新たな先方がいまだ出ていたり、勝ち負けの決定打が出ていないところに将棋の奥深さや魅力を感じる。