1世帯あたり貯蓄額1880万円、過去最多
コロナ禍でお金ため込む 1世帯あたり貯蓄額1880万円、過去最多
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c452e2a4fb2c7901cbe0cc5dc7497c2ee058e08
驚くべきタイトル記事。
そんなに貯蓄があるの?と思ってしまったが、視聴者のコメントを見ると
・単身者は踏まえていない
・平均という数字に意味がない(1億円持っている人がいると残り4名は0円でも平均2000万円となる)
・タイトルが間違ったバイアスをかけている
などのコメントが並び鵜呑みにしてはいけなさそうな様相だ。
気になって元データを見てみた。
https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2021_gai2.pdf
6ページを見ると分布も分かりやすく示されている。
まず100万円以下が10.5%とかなりの数いる一方、4000万円以上も12.8%存在する。
平均すると1880万円となる計算だ。
これを見ると改めて世帯により大きな差があることが分かる。
これを見て格差問題だというつもりは私個人としてはないが、平均という数字があまり意味をなさず、国も誤ったミスリードをするわけではなく分かりやすく数字を出していると思うので、自分自身がリソースを確認して中身を精査することの重要性を感じたニュースだった。
(格差については固定されている事は問題だと思っている。具体的には親の収入が高いといい教育を受け、結果子供も高い収入となり、逆もしかり。前者はいいが、後者の収入が低いことが固定化されることは問題だと考えている)
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