アジャイル法律
昨日は衆議院選挙ということで投票所へ足を運んで投票をしてきた。
こう言っては身も蓋もないが、なんでこんなに非効率なことをやっているのかなどと思ってしまった。
この数十年。選挙はほとんど進化していないし、変更するにはすごい労力が必要だからだろうが、パッと思いつく限り
・単純に電子投票もできるようにならないのか(海外では実績あり)
・投票権はQRコードなど郵送じゃない方法で受け取れないか
・最高裁判所裁判官国民審査は今後もいるのか?形だけで実質機能していないように思う。他の方法で代替した方がいいのではないか
・衆議院はそもそもこれだけの数がいるのか(絞っていいのでは)
・街頭演説ではなく、youtubeにアップするなど見たい人が見る形にできないのか
などなど。もちろん色々な人が考えていて何かしらの障壁があるのだろうが、これまでと変わらないことがよくない。
何より法律を変えるのに凄まじい労力がかかるところも問題だ。
もちろん、法律はちょっとやってダメでした。という性質のものではないと百も承知で言うが、テクノロジーの発達に追い付けない問題も無視できない。
新規事業やIT開発ではアジャイルにまず動き、それを元に試行錯誤する考えが今は主流だ。
法律ももしかしたらアジャイルに。全体ではなく、どこか特区を作って素早く実践して試す。
そんな仕組みが必要なのかもしれない。
議論することも重要だが、実践から何か得ることがとても重要だ。
遠隔医療にしても、選挙にしても同じだと思う。
そんなアジャイルな法律運用ができないものか考えた本日の投票。