ざうお
久しぶりに「ざうお」へ足を運んだ。
弟夫婦とコロナ以降、久しぶりに会おうとなり、子供が喜ぶ所へと話しが膨らみ、「ざうお」で食事する話となった。
新宿、渋谷は満席で予約が取れず、目黒のお店に。
多くのお客が利用していることを感じ消費が戻ってきていることを実感。
目黒の店舗も家族連れを中心に賑わっていた。
ご存知の方とも多いと思うが「ざうお」は店の中にいけすがあり、そこで釣った魚をその場で刺身にしたり、煮物にしたり調理をしてくれるエンターテイメント性を持ったお店だ。
多くの子供たちやカップルが魚を釣り、その魚と一緒に写真を撮りながら美味しく魚を頂く。
他のお店では味わえない体験を味わえる。
今風に言うとUXが優れているお店という話になるだろう。
一方、お店を作る側からするとイニシャルコストは莫大にかかるし、管理も大変だ。
そのため、競合は少なく、このような体験を得たい顧客は「ざうお」一択となる。
リスク少なく、効率のいい事業は数多くある(アプリ開発など在庫を持たないビジネスやイニシャルコストが低いビジネス)
一方で当然そうしたマーケットを狙う企業は多く、レッドオーシャンの中で戦わざるを得なくなる。
「ざうお」のようなイニシャルコストがかかり、管理も難しい業態は参入が難しい。
その他、市場が徐々に縮んでいくマーケットは参入が憚られるが、逆に競合も極めて少なく、そうしたマーケットは旧態依然の企業が多いため、逆に狙い目なケースもあったりする。
ざうおの魚を食べながら、そんなことを考えた1日だった。