デジタル課税
OECD、デジタル税導入
https://nordot.app/819243337495101440?c=113147194022725109
OECDにてデジタル課税を導入することで最終合意した。
国際法人課税ルールの大幅な見直しは約100年ぶりとのことだ。
これによりタックスヘイブンと呼ばれるエリアに利益を転嫁して税金逃れをしているIT企業から課税することができるようになる。
税制が世の中の進歩に追い付かず、それを利用した税金対策でGAFAはトヨタ自動車やシーメンスなどの一般企業と比較して9%も税金支払い額が少ないことが問題視されていることに対応したものだ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC086QY0Y1A400C2000000/
莫大な利益を上げているにも関わらず税金が低い。
違法ではないのだが、通常企業からの不公平感やその税金を所得の再分配に回したい政府の意向は理解できるし、概ね平均的な税率を取れるような制度改定で好ましく思える。
GAFAの利益は2018年度合計で1223億ドル。1ドル110円換算で13兆円の利益の9%が取れるとすると1兆円超のインパクトがある税制改定だが、今後実際に課税できるのか、どのような対策をGAFAはじめIT企業は取るのか注目だ。