LGBT見習いの研修日誌 #7
ブログの方で障害者の話を少ししたのですが、ぼくを含むLGBTの人たちもやはりマイノリティというわけで、いろんな偏見や先入観やなんやかんやで傷ついたりする場面があったりするわけです。
ぼくは「バイジェンダー」という、LGBTの中でも概念が複雑な分類なわけですが、何しろ自覚したのが遅かったのと、普段は戸籍上の性別で暮らせるので特に大きな支障がありません。
というか、「LGBTだから生活に支障が出る」ってそもそも何?
障害者の方ならバリアフリーの設備が必要、とか介助者が必要、とか、やっぱりあるじゃないですか。それは対応してもらえた方がいい。絶対。
でもさ、LGBTはちょっと考え方が少数派なだけで、介助も何もいらないはずなのに、なんで生活に支障をきたさないといけないんだろうか・・・
ぼくはときどき、ブログとかで言っているんだけど、LGBTの方々とか、多分障害者の方々も、思っていることって似ている気がして。
「特別扱いしないでほしい」「人として視てもらいたい」
というところだと思うんですよねぇ。
ぼくの昔の知り合いに車椅子で生活している方がいましたが、ぼくはその人に会うときにずっと隣を歩いていました。ちょっときつめの上り坂とかあったら押してあげるくらい。
もっと昔の知り合いにはゲイの人もいました。彼はとても一途な人で(いつも片思いだったそうだけど)、それがぼくはとても羨ましかったです。そんなに真っ直ぐに人を好きになれるなんて、普通にできることじゃないって思いました。
ぼくと出会ってくれた人はみんな魅力的でした。障害者だろうと、LGBTだろうと。
もっとちゃんと、その人の「在り方」を視ればいいのに。
ぼくもまだまだ至らないこともありますが、できるかぎり偏見や先入観は捨てていきたいですね。
どうかもっと、人を大切にできる人が増えますように。
ぼくももっと、人を大切にできますように。
今日の日誌はここまでです(^_^)