ベビーカー、、45°で段差は怖くない
ご覧いただきありがとうございます。
以前、町中を歩いていたら、
左腕に荷物を持ち、右手で小さい子を乗せたベビーカーを押して歩くママさんが横断歩道を渡っているのを見かけました。
横断歩道の終わり、歩道との境目の段差でベビーカーの車輪が乗り越えられずつまづき、、
後輪が跳ね上がって子供は落ちないまでも、そこそこの衝撃があっただろうというところを目撃しました。
僕や近くの女性が近づきベビーカーを持ち上げ段差を越え、体勢を立て直したんです。
これは大変よくあることではないでしょうか。
子育て家族やママさん、あとは車椅子生活の方々。
かく言う僕もベビーカーで同じ目に遭いそうになったことがあります。
段差なんてどこにでもあるし、たまたま注視していなかったときにつまづいたりしたんですよね。
そこでちょっと有効な方法があります。
結論から言うと、
「角度をつけて進入すれば、ある程度の段差は乗り越えられる」
です。
道路と歩道の間の段差には、2cmまでの規定が設けられていますが、ベビーカーの小径の車輪や車椅子では、1cm〜1.5cmでも乗り越えることが出来なくなってしまいます。
このほんのちょっとの段差、安全に乗り越えたいですね。
一般的な乗り越え方は次の通りです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー段差やくぼみに突き当たった場合は、無理に押して乗り越えようとせず一旦止まり、必ず前輪を浮かせて段差やくぼみを乗り越えてください。
この場合は、
(対面)ステップまたは後ろステーに足をかけてからハンドルを下に下げて、前輪を浮かす
(背面)アームレストを持ち上げることで、乗り越えが可能になります。
勢いをつけて無理に乗り越えようとすると、ベビーカーが転倒するおそれや、故障の原因になりますのでご注意ください。
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車椅子の使用にあたっても1cm以上の段差が有ると移動が困難になると言われています。
これらは車輪がついているものには共通の話です。
つまり配達の運搬台車や車輪付きリフター、スーパーのカートなど仕事や生活に使用する台車も同様です。
したがって生活空間のあらゆる場所に段差障害が存在することになります。
前輪を上げて乗り越えるのが一番安全ですが、それが難しい機構のものだったり、重量物を載せている場合などは困難ですよね。
そこで僕は以前仕事の都合上、安全衛生の知見を取り入れていた時に、「侵入角度45°」の話を聞きました。
それは段差に対し、「45°の角度をつけて侵入する」というもので、、
簡単に言うと左右どちらかの前輪をナナメから侵入させると乗り越え易くなる、ということです。
段差に対して真っ直ぐ(90°:イラスト左)、正対方向に侵入すると、両車輪が同時に段差に当たるので捕まってしまいます。
そこでイラスト(右)のように(同じイラストではないですがw)
キッチリ45°でなくても、ナナメから片輪を侵入させて行きます。
すると前のめりに倒れたりせず、、
甲州弁ではつんのめったりせずに
段差を乗り越えて走行することができます。
もちろん、かなりの段差がある場合は前輪を上げて乗り越えた方が安全ですので、その場で対応してください。
例えば人混みの中の歩行などでは、角度を少しつけて侵入するのは困難かもしれませんが、つまづいて転倒しそうになる方がよっぽど危ないですよね。
これはベビーカーに限ったことではなく、車いすや運搬台車やリフター、スーパーのカートなどにも有効です。
よろしかったらお試しください。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。
4才我が子の言い間違え
どういたしまして=どうしまして
ソーセージ=そーへーじ
それではまた。
ふじもん390