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セミナーメモ:運用の負担を大きく軽減!MySQL互換の分散型データベース「TiDB Cloud」入門ウェビナー


下記オンラインセミナーの受講メモ

  • 開催:2024/11/26

  • タイトル:運用の負担を大きく軽減!MySQL互換の分散型データベース「TiDB Cloud」入門ウェビナー

  • 主催:クラスメソッド

TiDB

  • PingCAP社提供のMySQL互換なNewSQLデータベース

  • RDBMSが持つ一貫性と可用性を持ちながら水平スケーリングやシャーディングをサポート

  • 41の国と地域で3000社以上の実績

TiDBの特徴

NewSQL

RDBの機能性とNoSQLのパフォーマンスを兼ね備える
TiDBはNewSQLと呼ばれるDBの一つ

書き込みのスケールアウト

RDBの強い整合性を機能として維持しつつ、分散処理によるスケーリング(スケールアウト)を実現。

オートシャーディング

通常はシャーディングは考えることが多い。

TiDBはシャーディングを自動でやってくれるので設計や運用が不要になるのが旨み

MySQL互換

MySQLの仕様をフォローしているだけでコードベースがMySQLベースというわけではない。

AIを用いたSQL自動生成

TiDB Cloud では機能として組み込まれている

分析基盤との統合

  • TiKV:行指向DB

  • TiFlash:列指向DB

Auroraとの比較

  • 1本1本のクエリ性能がただのRDBより遅いのはカラム指向DBっぽい

  • 最低でも30万くらいは掛かりそう

TiDBのラインナップ

  • Self-Hosted

    • ライセンス費用は不要。インフラコストのみ

  • Dedicated

    • クラウド型。シングルテナントで専用環境を構築

  • Serverless

    • 完全なクラウド型フルマネージドDB

90%のユーザーはDedicatedかServerless
Self-Hostedは運用管理の難易度が高く、コスト面でもさほどメリットはないらしい。

DedicatedとServerlessの比較

Serverlessは開発など常用ではない使い方ならあり
利用量が増えてくると、利用料はDedicatedと変わらなくなってくるし、Serverlessのほうが高くなるケースあり

TiDBデモのメモ

  • ローカルでTiDBのクラスターを実行することも可能

    • tiup playground コマンドを利用

  • コンテナとしても提供されている

    • PingCAP社エンジニアがDockerFileを提供している

  • ノードが1でなければ(複数ノードで運用していれば)、ダウンタイムなしでスケールアップ・アウトが可能

いつTiDBを使うの?

まず、TiDBのデメリット

  • 高い

  • 1本1本のクエリの処理性能はいまいち

以下のようなケースに限定する場合、NoSQLのほうがハマりやすい(安くで性能が出る)というイメージを持っています

  • スケールアウトしたい

  • 用途としてはOLTP

TiDBがハマるのは以下のようなケース

  • OLAP系の作業もOLTP系の作業も1プラットフォームでやりたい

  • RDB的にDBを使いたい & スケールアウトしたい


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