Story9 Whatの見直し&初プロト
2019 年 12 月 13 日 ignite Vol 9
今回のigniteは 前回Vol 8 での発表を受けて
チームで議論を交わして変更のあった部分をプレゼンした。
私たちは前回の打ち合わせでWhat を
山型のハンコ入れから山型の名刺入れに変更した。
プレゼンでは皆にその説明をした。
よりイメージを伝えやすくするために
デザインの他に紙粘土で作った山型名刺入れを準備した。
これが私達の初めてのプロトタイプになるのかな?
手作り感満載で、プロトと呼ぶには恥ずかしい気持ちもあった。
発表後のフィードバックでは良い意見もあればマイナスな意見もあった。
・八ヶ岳の切り取り型はこれでいいの?
・名刺入れの高さってこれでいいの?
・そもそも木で作る必要ある?
でも、これが ignite で何度も言われていた、
プロトタイプの大切さなんだと皆からの意見を聞きながら思った。
頭の中にあった物を見える化する事でワクワク感も増して、
企画が進んでいく実感があった。
2019 年 12 月 22 日 富士見やげミーティング Vol7 in 珈琲屋 OB
メンバーからの提案で私達の活動の理念を言語化した。
今日はその打合せ。
メンバーが私に色々質問して、私の頭の中にある想いを
どんどん引き出していく。
かっこいい言葉で着飾った私の想いが丸裸にされる感覚。
最初はそれに抵抗感があった。
はぎとられたくないと誤魔化したり、
繕ったりしてしまう部分があった。
でもそういった部分に本当の意味で
何か大きなヒントや大切な想いが隠れていたりする。
そう思えるようになったのも 、
ここまでの活動でメンバーを信頼していたから。
また、せっかくigniteに参加したんだから
今まで経験した事ない事に乗っかっていこう
・・・という思いもあって メンバーに想いをゆだねた。
言語化してくれた想いがこちら。
そして、将来的には「富士見やげ」だけにとどまらず
私たちの思いをブランド化していこうとなってそんな思いも形にした。
年明け ignite ではプロトとその検証結果の発表があるので
それに向けてメンバーと分担で忙しい年末年始を迎えた。
私は手彫りして作った木製のプロトを製作。
メンバーはヒヤリング用のアンケートを製作。
カインズで手頃なサイズの端切れの木材を購入。
年末にガキ使を見ながら、ひたすら彫刻刀で山の形に掘り出した。
山の高さや色、形にもある程度こだわって。
掘りながら気づく・・・使う木材によって硬さが異なって
思うように掘れない木もあった。
後で思えば当たり前のことだが、
実際にやって見ないと実感としてわからない。
そうして作成した木製のプロトタイプを携え、
近しい登山者に年明けからヒヤリングを行っていった。
2020 年 1 月 17 日 ignite Vol 10
今回はプロトとその検証結果の発表。
Vol 10までの間にメンバーが製作してくれたアンケート用紙をもとに
私たちはヒヤリングを行なった。
サブメンバーに紹介してもらったガチ登山者の方に
喫茶店でヒヤリングしたり、
メンバーの会社のガチ登山者を昼休みに捕まえ
プロトを見せながらアンケートを行なった。
ヒヤリングを通して感じた事は
プロトを見せたときの相手の反応がおもしろかったという事。
パっと見ただけでは名刺入れとは気づかず、
「何これ?」という、
狙い通りのリアクションがあった。
また、登山者にとって山の形にはこだわりが強いという事も分かった。
特に八ヶ岳は「どこまでを八ヶ岳とするのか?」で意見が割れた。
山頂を指して、「これは赤岳?登山口はどこ?」 などと質問が飛び交い、
ガチ登山者にとって山の形の精度が大切だと気づいた。
何となくの八ヶ岳ではダメ。
しっかり精度のある八ヶ岳の形があって
それが名刺入れになっているから「何これ感」があるのだと再認識。
ここから私たちは製造業者を探しに入るのだか
この「山の形の精度」という点で とても苦労する事になる。
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