ネット証券の口座開設で挫折してしまう人へ .002
いつも提出書類の類は四苦八苦する発達障碍当事者としての意見です。
今回はネット証券で良く聞く認証失敗の話と、実際に認証厳しすぎて通らなかったわたしがすんなり開設出来た手順について説明したいと思います。
写真撮影は無理ゲー
まず写真認証について。多くの人が不満点を述べている通り、写真認証やマイナンバーカード撮影の判定が厳しすぎる。ちょっとでもズレたり時間が経つとやり直しになるんですよね。
SBI証券なんてミスしたら最初からやり直しになるのに難易度超絶ハードモード。あれ絶対改善する気ないでしょ。
多分個人番号やお金をやり取りする口座だからって事で、厳格にシステム作ってるんでしょうけど、あれあまりにも低品質で理不尽なシステム。それなら普通に写真撮ってアップロード、必要事項を入力する手順の方が普通に進めていける。
ネット証券開設の攻略法
そうです。SBI証券だと即時ではなくなりますが、マイナンバーカードを指定の角度から数枚撮影して、郵送されてくる書類からログインするようにすれば、一週間ほど待っていれば口座開設が出来ちゃうって寸法。
マネックス証券でも若干違いはあるものの、似たような方法で郵送を待てば簡単に口座開設出来ました。マネックスはもう一段階郵送を受け取らないといけないので少々面倒ですけど。
基本的に個人識別はマイナンバーカードがあれば一枚で完結します。NISA口座の場合も入力する情報は同じなので、どうせ長期投資前提で作るNISA口座なら手間を惜しまず口座開設出来た方がいいですよね。どっちみち一度金融庁に確認してからになるので、急がば回れで気長に待ちましょう。
自動認証システムの壁?
というか自撮りとか慣れてる人でも画像認識ガバガバだって文句言ってるので、実際かなりシビアで即時作成なんて不可能。自分で確認出来ない角度でもその場で時間制限ありで撮影なんて無理ゲーだよ。
ピンボケはダメなのは分かりますけど、自分の顔写真の判定あんなにガチガチにする必要あるかなぁと疑問。
最初一時間以上撮影頑張ったんですけど、結局諦めて画像アップロードに切り換えましたもん。マネックスの場合は一度書類が送られて来てから、マイナンバーカードの両面をコピーするだけで良かったし。
両方の証券会社で自動認識システムに弾かれたから、これはもうそういうものだと思うようにして、素直に郵送が楽という境地に至りました。
確かSBI証券の方は、郵送とアップロードを選ぶと、マイナンバーカードの他にもう一枚本人確認書類を撮影してアップロードする必要があったと思います。
マイナンバーカードは、表裏両面と厚みが見える角度の三枚でオッケー。
NISA口座の配当金は非課税に
念の為にもう一つ。NISA口座なら確実に株式数比例配分方式にして、証券口座に配当金が振り込まれるようにしましょう。普段自分が使っている銀行口座や郵便局の口座にしてしまうと、NISAであっても課税対象になってしまうようです。
後は即時振り込み可能な銀行口座の確認を忘れずに。このサーヴィスを使えば振込手数料は掛からないのです。手数料の有無はかなり重要みたいなので、慎重に下調べしてからでも遅くはないと思います。なので極力ネット証券が良いという結論。
わたしのような初心者はまず基礎知識から
また投資する際、あまりYoutubeばかり参考にするより、基本図書は一通り自分で読むのをオススメします。わたしは1月に手続きするまでに、三四ヶ月ほど勉強してからだったのに、未だに失敗しながら学んでいる段階。
またネットの意見を読んでから該当の書籍を読むと、歪めて伝えられてるなと感じる点が多々あるんですよ。単純明快な説明に落とし込む方が動画にしやすいんでしょうけど、極端な意見の引用に使われたり煽りの道具にされてると、モヤモヤします。
図書館で借りてもいいし、ちゃんと一度は「敗者のゲーム」も「ウォール街のランダム・ウォーカー」も自分で目を通すべき。
書店の平積みコーナーがいいかは意見が分かれるかもしれませんが、名著の類は勿論の事、用語解説や経済の仕組みを一通り説明した日経が出版している新書辺りは鉄板かもしれません。そこから自分の支持する論者や別の戦略を提議している人、なんて風に自分に合う投資法を探していくといいと思います。
何にせよ、個別株をする場合もコアサテライト戦略としてインデックス投資は比重大きめで取るスタンスが望ましいと思ってます。
それと新NISA損切り民というワードで嘲笑する人達には、正直嫌悪感が強いです。逆に手痛い失敗を序盤でしておいた方が、まだやり直しもきくと思うのですが、一方的に見下してる人がネットには散見されますね。
絶対失敗しない最適解とか信じ込んでるから、失敗したりあれこれ試しながら同じインデックス投資の結論にたどり着いても良いのでは。その中で自分なりの思考法や資産配分が計画立てられていくはずですし。
15年以上の長期積立前提だとか、どのインデックス投資のリターンが一番大きくなるかなどは意見が分かれるとは思いますが、その辺はいずれ二冊の名著を取り上げて何かしら書くかもしれません。
その前に再読して、理解を深めておきたいと思います。それでは。
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