現業のリーダーを応援する~楽しく学ぼう~
3月初頭から諸々続き、先週から今週にかけてはオンライン研修続きでようやく一段落しました。息つく間もなく、これから新人研修の準備にとりかかります。研修内で細かく何を伝えるかを一言一句までは用意せず、スライドを作成しながら話すことや重要なことを決めます。タイムテーブルに最終的に落とし込み、話す事例などをイメージします。ワクワクする時期ですね。
現業のリーダーの方々は面白い!
最近、研修等でかかわって面白いのは、現業(技能職)のリーダーの方々です。人間味のある方、ちょっとシャイな方など、魅力的な方が多いのです。研修に対しては斜に構える事が多いのですが、言葉を少し柔らかくつたえてあげれば耳を傾けてくれます。そのためには、相手と同じ目線で話すように心がけます。ちょっとでも「偉そう」と思われるとうまくいかないですね。笑顔で話せる関係を構築し、楽しい学びの場をつくるのが、私が目指すところです。
現業の方々のコミュニケーション力は高い!
現業でリーダーとして勤務している方々のコミュニケーションスキルは高いものがあります。ただ、それを十分に出す場所がないし、出し方がよくわからないという方が多いようです。「苦手なんですよね~」などとはっきりと言ってくれますね。ついついきつい口調になったり、熱くなったりすることもあるようです。ただ、こうした行動の特徴を良い方向に活かせれば、とてもいいチームがつくれる人たちの集まりなのです。難しい話や、机上の話に対してはあまり関心を示しません。むしろ、現場の方々に敬意を払って関わる方が伝わります。
研修では、現場の目線で話してリードする。失敗を恐れずにどんどん突っ込んでいくが如く、人間味あるスタイルでコミュニケーションをとると、相手は心を開いてくれる。それが現業のリーダーの方々です。
一方で、Z世代と呼ばれる若手世代の方々は、あまり自己開示をしないという人が多いです。自分自身が認められていない場所にいるとなれば、自分自身のことを主張したがりません。話しかけられればきちんと応えてくれるのが今の若手世代です。他の世代の人たちと話が合わないと決めつけないで、自発的に話ができるかどうかが問われています。
現業のリーダーの方々の魅力
現業の方々はとてもわかりやすいです。他者から受け容れてもらっているとわかると、親しくコミュニケーションをとってくれます。距離が縮まって相手との関係が強くなり、そのうえで相手を認める言葉をかければさらに関係が強くなります。コミュニケーション豊かにかかわれるのです。心を開いてかかわるスタンスを持てば、いろいろと率先してやってくれる人たちです。それが現業のリーダーの方々の魅力だと私は思います。
現業の方々の魅力を認めたうえで、チームをつくるためのコミュニケーションのとり方や、相手を認める言葉、ストロークを用いるようなやり方を理解してもらうようにしています。わかりやすく、楽しく学ぶ場を持ちつつも、「みなさんがやらなければ誰がやるんですか?人材育成に責任もって地道に取り組もう」と話します。言葉自体は厳しいかもしれませんが、貶めるつもりでは言わないので聴いてくれますね。
コミュニケーション力をアップさせよう!
こうして楽しく学びながらコミュニケーションスキルを高めていくようにサポートするのが、コミュニケーション力アップ研修です。難しい言葉を使わないで体感や具体例で理解してもらうのを目指します。工場勤務、清掃業、建設工事業などの現場責任者やチームリーダー、班長など、現場で頑張る方々を応援し可能性を拡げるお手伝いをするのは、これからも私が力を入れて取り組むことの一つとなります。
私は、現場で頑張る人たちの成長をこれからも応援します。コミュニケーションの楽しさを体感し、組織やチームのコスト削減、生産性向上につなげていきましょう!応援します。