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キャリアコンサルティングに臨む姿勢

先月と今月で、面談実績100名超えることになりそうなキャリアコンサルティング。最近は、企業研修講師とともにキャリアコンサルティングの仕事も増えております。キャリアコンサルティングに関しては、私の場合には前のめり型なので、じっくり聴きつつも、必要であれば情報提供やアドバイスに近い事もします。あまりかかわりすぎないように注意しつつ、です。

何のために働いていて、今後どのような方向に向かいたいのか?組織のなかでどのように自分自身をモチベートしながら業務に取り組んで何を目指していきたいのか?忙しくしてきた人ほど、じっくりと立ち止まって考えることが必要だと思います。

それぞれの年代層別にみていきましょう。シニア層の方々の場合です。残りの職業人生をどうしたいのか?やるべきことを一つひとつ大切にしてやっていきたいという人もいますし、後輩に教えるものを残したいという人もいます。なかには、健康で仕事を出来ること自体が有難いという話をされる人もいます。どのような考えであれ、価値観であれ、今思っていることと、これからのことを大切にしてもらいたいですよね。人生100年時代と言われていますから、まだまだ老け込むには早いですよ。

ミドル層の方々は、組織を背負っていく存在であるケースが多いですよね。ただ、「背負う」という言葉にプレッシャーや嫌悪感をもってしまい、どうしたらいいかわからなくなってしまう人もいるようです。今の状態から「逃げたい」と感じる人もいれば、ネガティブな発想をもってしまう人もいます。その発想はしっかりと受け止めながら、いったん落ち着いて自己を振り返ってもらったり、強みや弱みを明らかにしてもらったりと、様々なアプローチでかかわります。過去に積み上げてきた経験をどう適用できるのか、あるいは、仕事への見方をどのように変えるのか、相手の気持ちを確かめながらかかわります。そして、話したいことが出てきたときには丁寧に聴きます。いったいどうしたいのか?どんな方向を目指したいのか?相手がどうしたいのかを聴きながら、問いかけながら進めていくようにしています。

若手層の方々は、仕事を始めてからの経験を振り返ってもらいつつ、これからどのような方向に向かって進み、どのようなスキルを伸ばしたいのかを確認していきます。モチベーションの源になるようなものは何か?自分の気持ちに火をつけるようなもの、高められるようなものが何かに気づいてもらいながら、前進するきっかけをつかんでもらいたいと思います。

他にも様々な状況に応じてかかわります。相手の話を聴いていけば、その人が何を訴えたいのか、何を信じたいのかも見えてきます。一人ではなく、キャリアコンサルタントとして、一緒に考えるという姿勢を持ちながら、働く人たちのためにかかわっていきます。

可能性を信じてかかわっていく私の使命を実現するためには、キャリアコンサルティングというのは非常に合っていると感じています。独立して、キャリアコンサルティングに本格的に取り組むようになり、その良さに触れることができています。相談者が何かに気づいて行動するきっかけになれば、というのは、研修でもキャリアコンサルティングでも変わらないスタンスで臨んでいます。

12月は、介護、福祉業界の職員の方々中心にキャリアコンサルティングにかかわります。先日は、その業界の職員の方々に向けたコミュニケーション研修を担当しました。皆さんに何かメッセージを届けることができたとしたら、嬉しいですね。

話をしっかりと聴いて、彼らの将来のために、一緒にいる時間を大切にして取り組みたいと思います。

帰り道、駿河湾の景色が美しかったです。この時期は夕方、お天気がいいと景色が素敵なんですよね。感動します!

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