場の活用で新たな発見に
日中は風が強かったのですが、とてもいい天気だった昨日、画像にある社会実験の場に出かけてきました。近くの商店街で開催されていると知ったからです。大学時代の友人が、所用で故郷に戻る際に立ち寄ってくれました。そのタイミングを利用して、最寄り駅近くで開催の社会実験の場にそのまま参加してみました。
飲食のテイクアウト、立ち飲み場所のようなスペース、ベンチ、子どもが楽しめる遊具、ハンモックでの休憩場所、子どもたちが遊べるスペース、道路に芝生広場を設けてのお休みスペース、音楽演奏など、様々なことが自由にできる場所が道路の上に現れておりました。こうした場の効果か、ふだんは人通りの少ない商店街の通りがにぎわっていました。
多様な人たちが、何も考えないでのんびりできるスペース。商店街の真ん中の道路上に出来るというのは面白いものです。想いのままの時間を非日常の中で過ごせるのは、今までは目がいかなかったものへの発見もできて、非常にいいものだと思います。心も体も開放できる場所があると、様々なものが創造される可能性があるからです。
未知の人同士の交流、おいしいものの再発見、快適な空間の利用、知識の吸収など、あまり見えなかった可能性が拡がる場になりそうなのです。固定的な人間関係にとどまらない、外に開かれた関係の構築にも役立ちそうな気がしています。もし仮に仲の良い友人と訪れたとしても、深い人間関係構築のきっかけにすることができて良いのかもしれません。
私は、学生時代の友人と青空の下で飲み物を片手に(アルコールじゃないのが私らしいのですが・・・)ゆっくりと久々に話せました。喧騒の中だから心地よく楽しい時間を過ごせたと思っています。同時に、休みの楽しい過ごし方の再発見もできた気がしています。見えなかったものに目が行ったのかもしれません。場の創り出す新しい発見の恩恵を受けたのかもしれませんね。
空き店舗の活用や、天候が穏やかでない時の対策などまだまだ解決できそうなことがありそうですから、それらに想いを寄せながら、難しい事を考えるのは別の人にお任せして、またこうしたイベントを楽しめる一市民でありたいと思います。