子育てで個人的に大事にしていること
学者界隈で有名な「マシュマロ実験」というものがあるらしい。
有名と言いつつほんの数日前に知ったのだが、なるほどねと思ったのでシェアしたい。
たぶんお詳しい方からすると、説明間違ってんよ!となるかもしれないがご容赦いただきたい。
マシュマロ実験て何
何人かは忘れたが、同じ年齢の子供にマシュマロ1個を見せる。
そして「これは今食べてはダメだよ。我慢が出来たら明日2個あげるよ」と告げる。
結果は「食べてしまう子」「食べないで翌日2個マシュマロをもらう子」半分の割合で分かれた。
この実験は「何人が食べてしまうのか」が重要ではない。
マシュマロを食べてしまった子、我慢した子がこの先どんな人生を送っているかが本題となってくる。(進学、就職まで追いかけたらしい)
結果、マシュマロを我慢して2個もらった子が優秀、つまり輝かしい経歴を持てた人が多かった。
やっぱり親の問題??
これ、なんでそうなったか。
性格の問題か、教育方法の問題か。
結論は、親の問題であるとのことだ。
ぴえん衝撃。
我慢できない子というのは「どうせ良いことがあるかどうかもわからないんだから、今目の前にある幸せを取った方が得」と未来を信用していない傾向が高い。
要は、家族の大人が約束を守らず、子供を自分より下だと接していることが多いという。
逆に我慢ができる子、というのは先の未来に期待している子だ。
「今我慢すれば、さらに良いことがある」という未来を信じている。
これは常日頃、親なり家族が子供との約束をきちんと守っているといることを証明している。
約束って何?
例えば「◯◯出来たらおもちゃ買ってあげるよ」や「◯◯が終わったらゲームしてもいいよ」など小さいことだが、このようなことは日常によく発生する約束だ。
それに対して、子が達成した時、親は自分の宣言を守れているか?
いざその時になったら「時間がないからやっぱりダメ」や「◯◯は出来たけど◯◯は出来なかったよね?」など新たな問題を作ってはいないか?
将来優秀な子の親の傾向は、我が子に自分を超えて欲しいと思っているという。
逆に非行に走りやすい子の親は、我が子は自分より下だと思っている人が多いとのこと。
結構なパワーワードだが、語気荒く子供に言い聞かせている大人はいる。
この裏には「子供を支配したい」が隠れているのか。
隠れずにおっぴろげの人もいるが・・・。
話を戻すと、この両極端で育った子は正反対の性格を持ち、逆の人生を歩みやすい。
そして私は改めて自分の育児を考え直した。
約束を守らなかったという記憶はない。
と言えるが、些細なことはどうだったか?
覚えてもいないが、もしかしたら「ジュース買ってあげる」と約束していたことをすっかり忘れて「ごめんすっかり忘れちゃったから家の麦茶でお願いします」ということはもしかしたらあったかもしれない。
きっと親にとって「そんなこと?」という些細なことでも子供はメチャクチャ覚えていて、何ならトラウマになっている可能性だってある。
どんどん自信がなくなってきたぞぅ。
教育は難しいし、何が正しいのかは本気でわかっていない。
特別優秀な子(メチャクチャ頭が良いとか、有名大学、有名企業に就職的なこと)になってほしいとは全く思っていない。
でも、素直な気持ちで未来に期待と希望を持って、時には我慢もしながら柔軟性を持てる人になって欲しい。
子供との約束は小さいことから大きなものまで必ず守ること。
これだけは今からでも改めて肝に銘じて、自分の使命だと思って任務を遂行しようと思っている。