ノロウィルスと家族とわたし
2023年、何だか体調の波が激しい。
感染症胃腸炎⇒ノロウイルス、1ヵ月後に娘が咳風邪、それを頂いた私が肋骨を折る程の咳風邪(今も後遺症あり)⇒夫がコロナ・・・
と落ち着かない我が家。
汚染一家、風邪一家、咳一家、、、
その中でもノロウイルスが本当にしんどかった・・・!
部屋とYシャツと私、改め、
ノロウイルスと家族と私というテーマで書かせて頂きます。
備忘録なので、長いです!
突然はじまる・・・!
ある日の平日、普通に保育園へお迎えに行き、普通に帰宅し、普通に夕飯を作っていました。
夕飯を作っている間、娘はiPadでkids youtubeをみることが至福の日課なのですが、チラっとみるとなんだかモゾモゾしてる・・・
ただ、特に何だという訳でもなく、あまり気にせず夕飯を作ってました。
でもまたチラっとみると、あ、またモゾモゾしてる、、、
モゾモゾというのは「なんか体をどのような位置に置いても落ち着かない」といったモゾモゾ感でした。
その時初めて、これは様子がおかしいぞ・・・と思い、
「どうしたのー?何かおかしいところあるー?」と言い終わるか終わらないかの瞬間に、
キラキラキラ~!!(お目汚しのため出来る限りメルヘンなかんじに書きたい)
私「ぎゃーーーでたーーーー」
ここからが悲劇の始まりでした。
ただわたしは、ビニール手袋とマスクを光の速さで着用し、ゴミ袋とティッシュ、塩素系漂白剤によりうまいこと対処。
子供の服はもう捨て!とにかく感染を広げない!それが私の使命!
ビニールシートを用意し、その上に汚れても良いマットやタオル、布団類を置き、娘をそのエリアから出さないように私もそこから離れずにいました。
少しでもウッとなったらすかさずビニール袋を用意!
キラキラの合間に夫へ連絡!
ビニール手袋、ゴミ袋、塩素系漂白剤の購入を指示。
今考えても何かと冷静に対応できていたと思います。
事前に友人の悲劇をインプットしていた
なぜ私が冷静に対応できていたかと言うと、友人の子供が感染症胃腸炎になった話しを事前に聞いていました。
特に、「水は飲ませるな。これに尽きるぞ。」と口酸っぱく言われ、落ち着くまでは無理に飲ませないということをインプットしていました。
わたしは二日酔いのとき、うぇ~水~!となっていたし、
なんとなく喉についている胃液を洗ったほうが良いのかと思っていました。
しかしながら胃腸炎は水を飲むことは逆効果!
落ち着いたらスプーンちょびっとから、スプーン1杯、2杯、、、、
と徐々に飲む量を増やしていくことが望ましいとのことでした。
「早く水のませたほうが良いんじゃないの??」
と言ってきた夫に対して、
「水は飲ませたら逆効果なんじゃ!素人め!」と言ったか言わないかはどちらでも良いですが、水を飲ませないを徹底していました。
久々の夜勤
乳児のとき以来だろうか・・・
久々に徹夜で育児をした感がありました。
乳児のときは共に寝て、ほんにゃ~!!と泣いたら起きる、だったけれど、
胃腸炎ともなると寝ゲロの恐れがあるため、基本的には徹夜で起きていました。
夜中2~3回はキラキラをし、翌朝早くには少しスッキリしたご様子。
お水飲む?
と聞くと飲むというので、スプーン1杯飲ませてみました。
なんとか峠を越えたな・・・
と思った矢先、ギラギラギラ~!!!
ええええええ!!!!
まだ、水を飲ませるには早かった・・・。
恐るべし、胃腸炎・・・!!
すげーぞ坐薬!
病院に行ってもらった薬。
それは、坐薬!
THE・YAKU!(意味ちが・・・)
ZAYAKU!
口から飲む薬だと吐くので、こういうときはZAYAKUであるとのこと。
スンっと入ってくれたので、娘はみるみるうちに笑顔に!
はぁ~~母ちゃんうれしい!
だがしかし、この安堵が仇となり、更なる悲劇を生み出すことになるとは、まだ誰も知らなかった・・・。
人間、調子に乗ると良くないんだよ。
次の日もZAYAKUにより、回復した様子の娘。
何食べたい?と聞くと「うどん!」というので某うどんチェーンへ。
その後も娘が回復したことが嬉しくて(自分が解放されたことのほうが正解)
おなかすいた~!と言っては少量ずつ食しておりました。
あ~日常が戻りつつある~。うれし~。
夫に感染すると面倒なので、夫にはとにかく娘に近寄らせないように心掛けていましたが、それも解禁。
普通の生活を始めようとしていました。
夜も普通に寝付いた娘。
あ~もう私も早く寝よう。めっちゃ眠い。とつぶやき2秒で即寝。
うえ~ん!
娘の泣き声で目覚めると、ぎゃーーーキラキラ大惨事!!!!
完全に私のミスでした。
当たり前だけど娘は完治していません。
食べ過ぎ。
いつもより少ないとは言いつつも食べすぎにはご用心!だったのに!ばかばかばか!
そして髪の毛や顔が汚れたため、夫に風呂を指示。
これも後々、失敗だった~と気づくのでした。
さらにさらに、平気だったZAYAKUもめちゃくちゃ嫌がり、全然入っていかない!
ケツの穴に薬入れたすぎてムキなる母!
泣きわめく娘!
オロオロする父!
まさに地獄絵図!カオスな状況でした。
新たな地獄
翌日娘は病院へ行き、次こそ峠を越えたかんじでした。
坐薬ZAYAKUってすごいんですね~。
入れるのはめちゃくちゃ大変だったけど(暴れたので)威力は半端なかったです。
やっと我が家に平和が・・・
それも束の間、翌日、夫が「俺昨日の夜キラキラしたわ・・・きもちわりー・・・」
は!?なぜおまえ!?
あ!風呂か!1回テンパって風呂入れたときかぁぁぁあ!
と後悔もむなしく、夫が移り、程なくして私も移りました。
私は年末に単独で感染症胃腸炎をやっていたため、今期2度目・・・
何故だ・・・何故なのだ・・・こんなに頑張ってるのにぃ!
病院がカオス
たまたま休みの病院が多い日だったため、行ったことのない古い病院に行くことに。
待合の場所に病人は誰もいません。(注:怖い話とかではない)
診察室からは「グゲッホ!ゲェッホ!」
うわあすごい重病の人いる・・・!
わたしよりは確実に重病だ!
ササ子さ~ん
看護師さんに呼ばれ、診察室へ。
そこには御年90は超えていそうなご老人医師が。
「・・・はい、どうしました?ゲッホグェ!」
いやいやさっきの重病人おまえか~い!
とすかさずワイングラスをチンっとしたくなるほどのタイミング。
私「気持ちが悪くて吐いてしまして、土曜日にむすめ・・・」
医者「下痢は?」
私「下痢はないんですけど、土曜日にですね」
医者「咳とか風邪の症状は?」
私「咳とかはないんですけど、土曜日・・」
医者「下痢はあるの?」
私「いやだから下痢はなくて(この時点で笑いこらえるの必死)」
看護師さんにヘルプの目線をだし、土曜日から始まった悲劇を30文字くらいで説明。
看護師さんは先生の耳元5センチくらいの位置から
「土曜日に~娘さんが~感染症胃腸炎になったそうです~!」
とクソデカボイスで説明してくださいました。
その後、私の腹をチョチョッと触り、吐き止めのみ処方して下さいました。
あぁ、もうこの病院には2度と行かないだろうな、と空を仰ぎました。
かかるときはかかるのだ
そんなこんなな感染症胃腸炎エピ、いかがでしたでしょうか。
結局娘は保育園の指示で便を保健所へ提出し、ノロウイルスだと発覚しましたが、あとの祭りとはこのことで。
本当にかかりたくない感染症だったので、(コロナよりも)
事前に割と必要なものは揃えていたつもりでした。
それでも色々足りませんでしたね。
服もタオルも結構捨てちゃったし。
かかるときはかかる!
出産もそうですが、治った今となってはあの苦しさが思い出せない!
あんなにつらかったのに恐ろしい!
今は感染症エボリューションがこないことを祈るばかりです・・・。
そしてこのエピが誰かのお役に立ちますように★(絶対ない)