見出し画像

上弦の月

今は7月初め、残業帰りに人身事故の影響で迂回して帰宅中です。

6月28日の夜、上弦の月を見上げた日のことは、noteの日記に記すか悩んでいるうちに過ぎていきましたか、今迂回中の電車の中で思い出しながら書いています。

あの日、東京駅で帰宅の電車を待っていたら、ホームから雨上がりの夜空にゆらゆらとした半分のお月さまが美しく輝いてみえました。
見とれていたらホームから落ちそうになり💦慌てて逆側に来る下り電車を待つことに。
そのまた向こう側のホームには、寝台車のサンライズ出雲が入線していました。
学生時代の友達と、やはり同じく寝台車で出雲大社や鳥取砂丘をユースホステルで巡ったことを、ふと思い出したのです。

旅をすることが好きです。

日帰りでも長期でも時間とお金が許せば、行きたい場所を歩くことを夢描きます。
気になる土地に流れている、それぞれの氣を感じ歩いて、そこにしかないその日でしか巡り合えない何かを、一期一会を大切に身に得ることに喜びを見出します。

今、時間とお金があっても、見えないものの恐怖と、行動の自粛により旅の計画は妨げられ、夢描いたことが自分の力だけでは、どうしようも無くかなわないことになっていることを痛感しています。

6月28日その日のランチに心友と4ヶ月ぶりに会って、、嬉しいことに彼女のお誕生日お祝いをすることが出来ました。
彼女とは昨年末に、来年は一緒にバリ島の旅をしよう!とワクワクと楽しみを膨らませていたのでしたが、、、海外旅行なんて、今は絶対にかなわないでしょう。


新月には願い事を、、でも、6月21日の夏至の日の新月にはあえてこの旅行の願いは書きませんでした。
あの日の上弦の月を眺めて、少しずつ膨らんで見えていく時期に今願うべきは、外への大きな冒険の夢を膨らませていくことはお預け、自分の内への探検をじっくりしていこうかなと思い巡らせました。
いまだからこそ向き合うべき自分の心の成長を願ってみよう。
やるべきこと、読みたくて棚上げしていた本を読む時間をつくるとか、難局となっている状況でも挫けない心を鍛えて潤いを蓄えられるように。
大切な人と食事をして寛ぐ時間、ずっと願っていたささやかなでも宝物のような時間を得ることが出来、騒がしい世間の中穏やかな心でいられて有り難いと感じました。

6月21日、夏至と新月そして日食と強力なエネルギー転換期を超えて、今自分の前にある調整すべきことが見えてきて。優柔不断な自分の中に決められないことがあるのですが、後回しにしていたかなということに向き合う力が湧いてきたかもしれません。
周りには、こんな状況でも自分がやりたいことやるべきことを黙々と進めていく人たちが多く刺激を受けて焦りを感じずにはいられないですが、自分の本来の思いと願いがそれによってブレないように、、
今は7月5日の満月月食や7月の美しい天体の動きに想いを馳せ、見つめるべきものを見逃さないようにしたいと思います。



いいなと思ったら応援しよう!