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余談『「Girls² LIVE TOUR 2023 -activate-」@東京ガーデンシアター1223』に行ってきた。
久しぶりの東京ガーデンシアター
一年前の12月24日、自分はこの場所に立っていた。
他でもない。
Girls²のツアーの東京公演のためにである。
世の中が自粛ムードとなっている中、それが徐々に緩和される中、行われたライブでまだ声出しもスタンディングもない自粛ムードの中でのライブだった。
それが今回から、声出しOK、スタンディングOKとなり、自分が知っているライブの風景にだいぶ戻ってきたような気がしている。
とはいえGirls²でライブを始めて知った子供たちは、最初から座ってみるライブが定番であり、スタンディグ、声出しというスタイルはここからになるのだろう。
親子で落ち着いてみられたからこそ来ていたファミリー層もいたかもしれない。
そうした問題も抱えたままでのライブでもあった。
皆が満足するライブスタイルとはなんなのだろう――?
準備
そんなことを思う余裕など実はなく、ライブに参加する以上、自分はなぜか配布用のフォトというかイラストというかシールを配るのがひとつのスタイルとなっている。
もともとはネムボで書いたイラストをプリントアウトする際にフォトプリントにしてお渡ししていたものだ。
自分は口下手である。
だから自分にできる表現方法である絵を使ってGirls²やLucky²の良さを伝えたいと思ったことが始まりだ。
ついでに
「ください」「わー、かわいい」
これを聞くためだけの、ただの承認欲求を満たすための行為も兼ねている。
本来であれば文章を使って伝えるべきなのだろうけれど、そっちはプロとして対価をもらってすべきことであり、Girls²もLucky²もそちらで対価を得てしまった過去がある以上、簡単にそこを広げるのはよろしくないような気がしている。
なので描いている。
それが間に合うかどうか。
そんな感じの昨晩だった。
ここのところ仕事が忙しく、仕事といってもアニメの絵コンテ描いたり、直したりしてるだけなんだけれど、それがそこそこ時間が取られる仕事だったりする。
更にこの時期は大学の講義の準備やら課題の確認などもあって時間が本当に足りない。
ついでに疲れもたまっていて体調もそんなよくないので、先日のリリイベなども参加を自粛したくらいである。
とにかくこのライブに焦点を合わせてずっと調整してきたのだけれど、絵を描く時間ばかりは調整できなかった。
なので二日前に線画をなんとか描いて、昨日、ペイント。そしてプリントアウトからのカット作業となった。
なんとかできたけど。
フレークシールなのでほんとは人の形に切り取るのがルールだと思う。
けれどもそんな時間は取れないし、取りにくい絵でもあったので諦めて直線直線で処理できる感じに作ってしまった。
でも絵柄はたぶん、過去イチ、かわいくできている(と思う)
とりあえずライブ当日の午前2時にはできたのでなんとか間に合ったわけで、あとはライブに行くだけとなった。
けれどグッズ待機列に並ぶには睡眠不足になる。
ここで無理したら間違いなく日曜日のライブに行けなくなるだろう。
てなわけでグッズ購入を諦めることで自分の健康を優先した。
正直な話し、通販と仙台公演で買うだけ買ったわけだし、CDもリリイベでそこそこの枚数があり、これ以上買うと家庭不和を招きかねない。
だからこそ、
シールを配る
ライブを楽しむ
この二点に絞り込んで向かうことにした。
当日
午前7時起床。
のんびりと風呂などつかりつつ、何時に行こうかと考える余裕すら生まれる。
平和だ。
CDを購入してもサイン会もスマホ撮影会など当たるわけもない。
(過去一度、当選はしてるけど)
ガチャなどひいてもS賞なんてくるはずもない。
(SS賞が来たらネタにはなるけど)
風呂につかりながら、ライゼンシャインが頭の中に流れ始める。
Girls²の子たちなら絵になるだろうが、56歳のオッサンの入浴だ。
愛らしさはあるかもしれないが、人様に見せるようなものではない。
いや、見たら見たで特殊はファン層はつくかもしれないがそれはまた別の話。
とにかく朝が気持ちいい。
競争から離れるだけで人は心ゆたかになれるのだなぁと感じた次第。
(口惜しくなんてないんだからね)
もういつもなら急ぎ足で歩く玉川上水沿いの道も、人に抜かれる速度で歩いてしまう。
更には電車も特快などのらずに普通の快速で十分。
りんかい線ものんびり乗って、国際展示場駅についたのは11時少し前である。
グッズ販売時間に到着など、この二年間を振り返るとあまりないことかもしれない。
そんな感じなんで到着早々したことが昼飯であった。
まだまだ空いているフードコートで竹清のうどん。
![](https://assets.st-note.com/img/1703338320700-W6gnWasSsb.jpg?width=1200)
そういえば、数年前までさぬきうどんツアーとか行ってたなぁ。
もうしばらくはいけないんだろうな。
(休みが取れない)
そして11時30分頃になって会場前に移動。
そこで知り合いの方たちに挨拶しつつ、シール配布の準備。
![](https://assets.st-note.com/img/1703338461324-1LFuFudFzs.jpg?width=1200)
だがまだまだ冬。
そして寒冷前線がおりており、今日はかなり寒い予報。
思ってたよりは寒くなかったけれど、やっぱり寒くなってきたので、風のあたりにくいところに移動。
そこでいろいろと雑談。
そうこうしているとシールを貰いに来る方々が少しずつ増えていって、そこそこの数がもらわれていきました。
こちらが当初用意していたのは8枚ずつ。
それがほぼはけて、明日用にストックしていた分からも出さなくなったメンバーのシールもあった感じ。
やはりツアーは人が多い。
リリイベよりも消化速度が早い。
そりゃそうか。
満員なら8000人のキャパがある会場だもの。
開場
開場一時間前の14時をすぎてもなかなか入場待機列が形成されず、15時近くなっての入場待機列形成。
どこまで待てばいいかな……などと20分くらいは様子を見ていたけれど、ガーデンシアターのモール内のトイレにいったりしているうちに時間も時間になってきたので列に並ぶことに。
列そのものはやはりというか建物外周をぐるりとまわった階段のところまで伸びて折り返す感じに。
ただ列についたと同時に動きだしはしていたので15分ほどで入場。
今回はアリーナCブロック1列目15番。
かなり前だけれどステージを上手側45度の角度で見るイメージ。
なのでかなり体は斜め。
ステージ方向に身体を向けると目の前は壁となり、そしてスクリーンが上にある感じ。
壁際のサーキュレーターの音が大きく聞こえるような場所だった。
ただ目の前が通路で広く、視界は良好。
荷物も割とおいておけたので空間的にはかなり快適だった。
準備をしようかなと思っていると、シールをもらいにくる方がそこそこ現れたのでこれにも対応。
目立つ格好しているので割と遠くからでもわかるようである。
というかそのためのオレンジ色のハンチングにオレンジ色の上着なんだけれど。
実は仕事でもこれが大事で監督たるもの、目立つ姿をしていないと探すのが大変と言われてしまうのだ。
だからこれはくせのようになっている。
なので2005年くらいからオレンジ色の服を割と持つようになった。
たまたま推しのカラーを被っただけである。
オレンジが好きだから推しを選んだ説もあるかもしれない。
(Lucky²は白ですが。あれはガル学。2をつくってるうちに優來というキャラに感情移入していったことが起因かもしれない。そこに優來本人を重ねてたわけではないんだけれど、まあ割と本人も頑張ってる感じがしたのでなんとなく)
そしていつものようにメモの準備を終えて、オッケーと思ったらステージ袖からスカイブルーとピンクの子たちが入ってきた。
オープニングアクトのLucky²である。
そう。
彼女たちは突然現れ、突然、ライブを始めるのだ。
ライトも落ちてないからみんな油断してるし、とにかくバタバタしはじめる。
慣れてるこっちですらバタバタしたくらいだから。
衣装はHappy Summerのツアー衣装。
一曲目は「夢空に羽」
実は今日と明日のツアーは梨々香が体調不良でお休みとなってしまった。
なのでボーカルの要のひとりを欠いてのパフォーマンス。
こういうときこそグループの地力が試されるのだ。
梨々香のパートは優和と優來などが分担してカバーしていたように思える。
実際はボイスオーバーのような感じで流しているのかもしれないけれどあまり違和感はなかった。
二曲目は「Shooting Star」
これこそサビ部分は梨々香の真骨頂が発揮されるところ。
そこは優來がマイクを持っていたので優來が声を重ねつつやったのだろう。
MCでは先日発表のあった2月28日発売のEPの話題から。
「ずっとずっとずっと」の話し。
本当にまだよくわからないものなので気にはなる。
リリイベとかファンミとか発表してくれていいんだけど。
とにかくLucky²が無事、オープニングアクトとしての務めを終えて、ステージ袖に退場。
空気もあたたまったところで、ライブが始まる。
avtivate
Girls²はここまで8都市9公演を終えている。
この東京での2公演を終えれば無事、ライブをコンプリートしたことになる。
ひとつひとつのライブで彼女たちは成長してきている。
去年は「魅せる」姿を形にしてきた一年だったように思える。
そして今年はライブというスタイルでどうやって会場を作るか――、つまりライブを作るかという姿にこだわっているような気がしていた。
先の仙台公演でも、小さな会場をひとつにするだけの熱があった。
その完成形が今日、見られるだろう。
心地よいRise&Shineのアレンジしたインストにのせて、静かにステージにおりていた幕が開いていく。
そして会場の観客たちは立ち始め、皆が臨戦態勢に。
それを迎えるようにステージ上、セットに立っていたのはGirls²8人のメンバーたち。
柚葉の煽りで幕が開く。
Rise & Shine
https://youtu.be/KMpwPxco-nU?si=CJSbVmy328tm1wQA
このツアーの顔とも言える曲のひとつ。
EP「アクセラレイト」に収録されており、Girls²の「大人」の部分が見られる一曲。
朝にぴったりのさわやかさが特徴となっている。
80's Lover
Juga Juga JUNGLE
Click!
照明をそれぞれの曲に合わせて色調を変えてステージを構成。
ダンサブルな曲をこのツアーからイヤモニにすることで両手を使い、よりダンスで魅せることを強調したGirls²たちのステップアップした姿が冒頭から覗いて見える。
MC
柚葉から自己紹介兼ねてのMCスタート。
柚葉「小田柚葉です。みんな声だしていきましょう!」
百花「三ヶ月、おまたせしました」
美咲「ずっと待たせていたから、髪長くなっちゃいました!」というツッコミどころ満載の自虐系自己紹介。
桜花「全力で楽しみましょう!」ここで声出しの練習開始。
來亜「みんなから元気をもらえて最後まで楽しみたい」
未渚美「イブイブとイブ、楽しみましょう」
綺羅「熱気感じる。新しい思い出作りましょう」
都愛「特別な一日に、Luckyにしたい」
人人人生紹介ソング続編
https://youtu.be/lhIt92Yv1rE?si=pRKSEHohLbsyqjCY
こちら仙台公演では聞くことのできなかった「アクセラレイト」収録の曲。
石井蘭が卒業し8人体制となって調整した前回の続編となります。
C'mon Neo Zipang!!!
Love Genic
どっち!?
Swipe Up!
Seventeen's Summer(with KIDSダンサー)
セブサマの「夏サイコー」の歌詞が「ライブサイコー」に変わる一幕あり。
そして今回のKIDSダンサーたちはEXPG東京校と横浜校の後輩たち。
ダンストラック
8人がバキバキに踊れるのがGirls²。
そしてそのパフォーマンススタイルはテレビの画面では伝わりきれないライブならではのパフォーマンスに意義持つために、全国的な認知度は低いかもしれない。
ただそのステージに足を運べば皆がこの凄さが理解できるだけの、説得力があることが、このDTからも伺える。
ツアーを映像でみてもその凄さは伝わるかもしれない。
けれど場内の空気と視界の外にあるパフォーマンスにこそ、この子たちの魅力が詰まっている。
それは成長していく姿というものがそこにあるからかもしれない。
そして見守ってきたGirls²たちが「自分たちが引っ張っていく。ついてきてほしい」と言っていたのが一年前。
だからこそ、これはひとつの到達点なのだろう。
そしてバックスクリーンにactivateのロゴが映されたことでこれが実質オープニングなのだなと感じた。
そしてDTの終わりに柚葉のCLAP要請があり、次の曲へと移る。
Bye-Bye-Bye(6人編成)
実はこの曲はかなり好き。
そしてここから会場のみんなを百花が「座ってお聞きください」とバラードパートへ。
今回はクリスマス特別VERから始まった。
Santa Claus is coming to town
美咲の伴奏、百花のボーカルでクリスマスらしい一曲がプレゼントされた。
点描の唄(Vo.百花・桜花 Piano.美咲)
Flutter
あなたがくれた奇跡
スキップ!
基本的な構成は仙台公演と同じ。
ここからふたたび観客たちが立ち始めて熱あるライブへとシフトチェンジ。
実はこのバラードパートの着席はほんと助かる。
足が休められるので最後までなんとかなる。
#キズナプラス
「いつもありがとう」の部分で観客たちに声かけ気味に「ありがとう!」が印象的だった。
Girls Revolution
ここでこの曲をカバーしているLucky²が登場。
16人体制での圧巻のパフォーマンス。
ぴあアリーナMMでのアンコールでは18人での圧巻ガルレボだったなぁ。
そしてメドレーへ。
センチメートル
頭のほうだけLucky²が一緒にダンス。ずっといてほしいのに。
Party Time
Countdown
Shangri-la
私がモテてどうすんだ(声出し煽り付き)
大事なもの
ダイジョウブ(With KIDSダンサー)
チョコモーモー(メドレーラスト)
恋するカモ
そして最後の曲へ。
チュワパネ!
締めのラーメン的存在となりつつあるチュワパネ!
これがないと締まらない。
そしていつもの「ありがとうございました! またね!」といって袖に下がるGirls²たち。
そして観客たちもある意味、お楽しみタイムに突入したといういことで、このツアーからはじまったアンコールのコール
「Girls²、Girls²!」
「Girls²、Girls²!」
が場内に響く。
そんな中、衝撃の告知がなされる。
告知
セカンドアルバムの発売告知が!
こういう情報はいい。
場内が熱くなる。
この熱を受けてアンコールが開始される。
encore
DJ TOA
そう。このツアーのアンコールといえばこの人から。
DJ TOAが煽る、煽る。CLAPからHEY!という声出し、そしてJUNPまで。
とにかく客を乗せる。
仙台公演の頃はガチガチだったものが、今ではだいぶ慣れてきたようで。
とにかく人を跳ばせる。
年寄りにはしんどいくらいに。
だから実は跳んでないけど跳んで見えるように足首だけ動かしている。
実際に跳んだら膝やるし。
STARRRT!>ABCDEFガール>Ring Ring♪>Chu-lu-Chu-Chu>C'mon Neo Zipang!!!
この辺はかわらず。
そしてアンコール本番。
ハッピーメリクリ!
https://youtu.be/usFKDIrC80c?si=TIc5Iib6GNEpeBnk
ハッピーメリクリ!に乗せて、クリスマスの被り物?というかカチューシャとか飾りをつけたGirls²たちが場内を練り歩く。
自分がいた席からは現れた桜花たちが近く見えましたが、通路の前の席なのにそこは通らず。
ちょっと残念だった……。
でも場内楽しそうだからいいか。
仙台公演で目の前を美咲たちが通ったわけだし。
ステージにあがった彼女たちが曲の続きをパフォーマンス。
一度、ライトが消えて場内が暗くなって。
Lucky²くるのかな?
なんて甘い期待を抱きつつ――。
ライトがついたら驚いた。
サプライズ中のサプライズ。
いたのはiScreamの三人だった。
演じたのはもちろん、これ。
Rock Steady
https://youtu.be/a2ZrlE_cFF8?si=o8HC023IpN62CQwv
まさかステージで見られると思っていなかった一曲。
12月30日のLDH LIVE-EXPOでも見られそうだけれど、これは嬉しい一曲。
ほんとうにサプライズだった。
そして嬉しかった。
そしてiScreamが退場してGirls²のパフォーマンス。
I wanna宣言
HERE WE GO
LETTERS
HERE WE GOの途中で、クリスマスコスのためにつけていた美咲の腰のボンボンが千切れて、それを拾って手にもってパフォーマンスするという珍しい感じに。
その後ポケットにしまっていたようです。
そしてラストのMC。
今日を大切な思い出にしようというGirls²たちの言葉。
特に都愛の「ファントミラージュの頃はこうしたお客さんたちが見られなかった。でも今は違う」という言葉はいろんな想いが詰まっているのだと思う。
皆が等しくあの苦しい自粛の期間があり、あれによって運命を狂わされた人たちも多かった。
だからそれを乗り越えて来た(かどうかはわからないがそうであってほしい)今だから、感じるものがあった。
ひとまずは明日。
ツアーの千穐楽。
これに参加せずして年は越せない。
というわけで明日も楽しんできます。
――以上、本日の余談でした。
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