余談『【Lucky²】2/22発売「ラキラキLOVE!」リリースイベント@モリタウンに行ってきた』
通算三度目のラキラキLOVEリリイベ
目覚まし代わりの『君はダーリン』がかかったのは朝の4時45分。
なにか夢を見ていたような気もするけれど、「男にはやらなくてはならないときがある」とハーロックも行っていたように、今やるべきは母のような温もりから脱し、厳しい現実の世界へと出ることだった。
外さみぃ。
ちなみに母は現在82歳。元気です。ぬくもりは……ほどほどないかもしれません。どちらかといえばおばあちゃんの温もりで育ったので母の温もりはあまり記憶にないのです。
今回のリリイベは比較的自分が行きやすい(?)場所が多く、今回のモリタウンはイオンレイクタウン、ららぽーと立川立飛に次いで通算三回目となる。
近いといっても電車で一時間くらいはかかるのと、モリタウンでのリリイベの人数は読みづらいので優先エリア観覧チケットを手にいれるために気合いを入れて始発……と言わないまでも早めの電車で行くことにした。
現地到着目標時間は6時30分。
家を出ると赤くて細い月が低い高度から顔を覗かせていた。
気温は0℃くらいだろうか?
家を出る予定時刻は3分過ぎていたために、ナビタイムの参考時間を上回るためウォーキングレベルのスピードで駅へ急ぐ。
結果、予定よりも3分早く着くことに。
いろいろなルートが考えられたが、西武拝島経由>JR昭島のルートを選択。
青梅線の列車が線路内立ち入りの点検のため、一時運転見合わせをしていたようだが、拝島駅についたところで5分後くらいの電車の到着アナウンスがあり、予定通り昭島に迎えそうな感じに。
そういえば青梅線って自分でボタン押してドアあけるやつだよなぁ……とか思っていたけれど、乗降客の多い時間帯だったので、自動で開閉。ちょっとホッとした。
昭島についてまずすることはトイレ。
人間にとって生理現象というものはかならず訪れるものであり、リリイベで単独参加は排泄との戦いが避けられない。
……というわけで出すものは出す。
そして準備は完了。
先週も遊びに来てたけど、いざモリタウンへ――。
モリタウンの朝
昭島駅を抜け、モリタウンの入り口に立つと、そこは先週おいしいハンバーグを食べたなかのがある場所。
あのときあの時間は賑わいを見せていたこの場所が今は朝の静寂につつまれている。
モリタウンでのリリイベ。
待ち受ける待機列はいったいどれぐらいなのか。
自分は仕事柄、最悪の事態を頭に描いて臨むことが多く、ないとは思うけれど、朝から100名を超す列ができていないという補償はどこにもない。
(正直な話、最終リリイベのららぽーと豊洲はちょっと覚悟している。100名はないけど30名はありそう)
イトーヨーカドーに影になり、MOVIXのステージのある場所は見えない。
信号を渡り、足早に急ぐと、ステージ前に人の姿はなく――。
ただMOVIXの前に座り込む人影が二人組が。
よく見ると踊っていた。
うすく曲も漏れ聞こえてくる。
あ、Lucky²の曲。
藤咲、現着、朝6時20分。待機は一組。
聞けば静岡から昨晩やってきた三人組でひとりはトイレを探して徘徊中だそうで。
そうこうしていると自分を愛知から夜行バスでやってきた高校生がひとり、そして、実は一番最初に佐賀から来ていたけれど、寒くてネカフェに対比していたという人物、そしてヒューストンからやってきた若者がひとりと増えていく。
ちょっとまて!
ヒューストン!?
NASAのあるヒューストン!?
今の森朱里ならたぶん石を投げてヒューストンとか言いそうなヒューストン!?
片言での会話ができるのでいろいろと聞いたりしつつ、優來推しだったり、2月くらいから休みで来ていたりと、lovely²からの彼女たちを知っているガチ勢だった。
名前は聞いてないけど、僕の中ではホイットニーと勝手に呼んでいた。なんでかは聞くな。森朱里レベルのネタだ。
風よけとしてMOVIX前を選んでいたけれど、日が出てきたので日の当たる場所へと移動。
この時点でまだ6名程度。
身軽なキャラバンである。
「おひさまってあたたかい」
そう感じながら僕たちは待った。
運営の到着を。
僕たちは迷える羊。どこに並べばいいのか、羊飼いが導いてくれないと勝手に動き始めてしまう。
7時を少し回ったくらいで運営の方が到着し列移動。
ここは太陽の恵みの立たれた厳寒の地――。
ヴァイキングがなぜ温かい土地を求めて海を渡ったのかを痛感させられる時間でもあった。
とにかく10時までは列を動くこともできないので、待つことに。
たぶんその時点で150名くらいにはなっていたと思う。
リリースされた僕たち
10時となり、CDの予約販売がはじまり、同時に優先エリアと特典会の参加券との引き換えが始まる。
自分は今回は67番。
やはり早めに時間に並ぶと200番台は出ないのかな?と思いつつ、130番とかも出ているので少しは三桁も混ざっている感じ。
やはり早めに並ぶに越したことはない。
パスを手に入れたら次にすべきはトイレ。
僕たちは長い間、厳寒の地で己との戦いを貫いたヴァイキング。
とりあえずトイレへと急ぐ。
すでにモリタウンは開いている時間。
隣のMOVIXのトイレはイベント参加者は原則、使えない。近いけどそういうルール。
だからトイレリサーチはいつも大事。
とにかく戦士には休息も必要。
なのでフードコートで少し休むことにした。
13時開場なので12時30分くらいには整列のアナウンスが入るはず。
一時間くらい休めば、モリタウン内のコイデカメラに発注していたフォトもプリントが終わるはず。
軽く食事をとろうとバーガーキングに並んでいると、同じようなことを考えている、顔を知る人物たちが続々とフードコートにやってくる。
なので席を確保しつつ、コイデカメラにもフォトを引き取りに行けたので持つべきものは仲間だなぁ……と。
(こっちが勝手に思ってるだけですが)
開場
だらだらと時間を過ごしているうちに列形成のアナウンスが。
だいぶ顔を知られたようでこちらは残念ながらなかなか人の顔と名前が一致せず余程クセのある人物は覚えているものの、未だにお母さんと娘さんのペアについては数ある選択肢の中の「どれだっけ?」がすぐに発動するので、お母さんが娘さんの名前を呼んだときに「ああ、この人だ」と一致するレベル。
神様は僕から記憶力というものを奪っていってしまった。
単純に年のせいもあると思うけれど、覚えるのは苦手です。
仕事でガル学始めたときもGirls²のメンバー覚えるのに一ヶ月くらいかかったし……。
今、学生じゃなくてほんとよかったと思ってます。
わからなければ聞けるし。
だからメモ大事。
文章に残すのほんと大切。
とはいえこの時間、小さな子たちの本音が聞けるのは自分にとっては新鮮なリサーチの時間。
子供向けの仕事をするときの参考になるからですが。
列を形成して時間になると同時に番号の若い順から中へと。
皆、走り出すようなこともなく静静とおもいおもいの場所を陣取る。
今回のスペースは立川立飛のときよりやや狭め。
前後左右で10センチくらいずつ狭い感じ。
なので身動き取れず。
前にはよく顔を合わすお父さんと娘さんたち、後ろに奥さんに挟まれるという謎の状態。
隣にはホイット……、ヒューストンから来た若者が。
あー、こういうとき英会話できればなぁと思うのだった。
そして待っていると14時に。
いよいよあの子たちがやってくる。
もう一回!
「盛大な拍手で盛り上げましょう」の呼び込みのアナウンスのあと、ついにステージにLucky²9人が元気に上がってくる!
――が、音楽が違う?
なんか違うと戸惑う9人。
すると音が途切れて。
「もう一回!」と誰かが言って仕切り直しに。
場内いっきに空気が和やかに。
あれ、この展開、ガル学。Ⅱで見たぞ?
というか俺、脚本書いたぞ?
劇中では、初めての客前でのライブで、リナを引っ張るはずのユウラがあがってしまってパフォーマンスができなくなったところを、リナが「もう一回!」と仕切り直しをお客さんに宣言してやり直すという展開。初心者故に怖いもの知らずだからできた行動という感じですが、今回はそこそこ経験積んできたLucky²たちがこんなときどうするのかが見られて新鮮でした。
そんな感じで仕切り直し。
セトリはほぼ前と同じ。
アイコトバ
MC~森朱里「モリさんのモリタウンでモリ上がろう!」
Baby Steps!!
DISCO TIME
MC~リズスタ大優勝練習(今回は子供たち立たせず)
ラキラキLOVE
MC~優和の衣装のお気に入り「ハート柄タイツでハートの女王」
ラストはリリイベの告知と、ラキラキLOVEリリースの告知。
そして最後に優來が「ありがとうございました(裏返り)」と噛まずにいけたのに「た」が裏返るところが優來らしい。
という感じの進行でした。
特典会
特典会はスマホ撮影会。
もはや誰がどんなネタを見せるのか、ファンのかくし芸大会のようにもなりつつある。
とにかくLucky²の子たちのリアクションをどれだけ引き出せるかが使命のようにもなっている。
撮影の順番を待つ間、ふと思うことがあった。
僕の前にいるホイット……、ヒューストンから来た若者はこのままではLucky²の子たちから、ただなんとなくこの場にいる海外の方という印象しか持たれないのでは――と思ったので画用紙一枚に「アメリカから来ました」と文字を書いて渡すことに。
きっとこれがあるだけでLucky²ならそこそこの反応を魅せてくれるはずだ。
「おお~」だろうけど。
(案の定そのとおりだった)
自分は今日は考えて一度に三回撮るのはやめることにした。
他の方々は並び順にこだわって気を伺っている感じでもあったけれど、自分は基本ハコ推し。
今日はリナユラ特化で来てるので、このふたりのリアクションさえ引き出せたら満足。
そして今日のトラブルもあってネタを考えて二枚ほど絵を描いた。
列形成前に即興で描いたので雑は雑。
けれど言いたいことは伝わっている感じ。
上のもう一回ライブは特典会の待機中に急遽書き足し。
そしてもう一枚はこちら。
らいすCポーズをもらったことないと思ったのでこちら見せればいけるかと。
その結果――。
「おお~」というリアクション。
基本ポーズはお任せにしてるので個性がでます。
リナがイケメンポーズを取り、椿がアシスト。
日彩のリアクションもかわいい。
他の子たちもイケメンポーズの中、梨々香だけスマイルなのが彼女らしくてポイントUP。
そしてライスCポーズ。
皆が顔横でCを作る流れの中、椿だけが正式なライ寿司ポーズに。
こういうリアクション見てるとほんとは全員分のボード作ってアピールしたいのだけれどそこまで回す力は自分にはないので、次回は全員分の絵を一枚に納めるパターンで行こうと思います。
この待機中に、自分の隣にいた小さな子が優和を見て「どうしよう、ほんとかわいい。かわいい」を連発。
小学生くらいの子を魅了する優和もそうだけれど、この「かわいい」の心理は憧れから来る表現なのか、それとも「いいなぁ」という充足感の表現なのか。
自分がGirls²やLucky²のリリイベやファンミ、ライブに行くようになって、こうした子供たちの反応はいつも新発見でもある。
自分が作った番組などをこの子たちが見て同じ感情を抱くようなことがあれば大成功なのだろうなぁと。
残念ながら同世代とかちょっと下の若者たちの心理を読み取り、作品をそこにはめ込んでいくのは常識的な思考を踏んでいけば大きくハズレることはないと思うのだけれど、子供たちは本当に難しい。
与えればいいというわけでなはく、魅了させなくてはならない。
ただいい年頃になると「なんであんなに夢中だったんだろ」と思い直すこともあるかもしれない。
それでもそのとき、その瞬間に嘘はない。
……あれ?
これって自分にとってのお酒と同じ……?
Lucky²と酒は一緒じゃない!
Lucky²養分は過剰摂取しても元気になるだけだけど
酒は体壊すから、そこが根本的に違う。
お酒は大人になってから。
Lucky²はお子様でも安全です。
次は2月21日に「ラキラキLOVE」リリースを経て
2月23日セブンパーク・アリオ柏
2月26日アーバンドック ららぽーと豊洲
さて、どこまで参加できるのか――。
自分の頑張り次第。
幸せな時間を過ごしたい。
――以上、本日の余談でした。
次回をお楽しみに。