余談『Girls²×iScream「Rock Steady」発売記念リリースイベント』@アリオ柏に行ってきた。
ふたつのガールズグループ
Girls²(ガールズガールズ)とiScream(アイスクリーム)は、LDHに所属するガールズパフォーマンスグループである。
Girls²
以上が公式サイトからの引用である。
メンバーは
リーダーで年長、しっかりしているかと思えばどこか抜けている福岡県出身・鶴屋美咲(つるやみさき)。
高身長ハイトーンボイス、どこまでもナチュラルの兵庫県出身・隅谷百花(すみたにももか)。
同じく高身長コミュニケーションおばけでお姉さん気質の宮崎県出身・小川桜花(おがわようか)。
ふんわりとしていて大人しく見えるけれど、負けん気の強い宮崎県出身・増田來亜(ますだくれあ)。
WAACKを得意とするダンスリーダーで誰とでも壁を作らなさそうな長崎県出身・山口綺羅(やまぐちきら)。
最年少で時折出る関西弁「それな」「知らんがな」が愛らしい兵庫県出身・菱田未渚美(ひしだみなみ)。
アクロバットをこなすムードメーカーだけれど若干人見知りの東京都出身・小田柚葉(おだゆずは)。
ファッションリーダーでマイペース、DJ修行中の神奈川県出身・原田都愛(はあだとあ)。
(※紹介文は筆者の主観です)
の八名から構成されており、メディアへの露出を徐々に増やしつつ、幅広い活動を展開している。
iScream
こちらはRUI、YUNA、HINATAの三人からなる歌声が美しく、それでいて力強いボーカルユニット。
Girls²&Lucky²ファンの筆者は彼女たちについて詳しくはないが、一応、気になるガールズパフォーマンスグループとしてはSNSなどを時折チェックするレベルの認識度。
一応、アルバムは持っていて個人的なお気に入りは「Catwalk」。
――という2グループがコラボレーションしてできた「ROCK STEADY」
このリリースイベントが、2023年7月29日、夏の太陽真っ盛りのアリオ柏で開催されることとなった。
なお、「ROCK STEADY」のリリースイベントとしてはプライムツリー赤池(愛知県)に続いて二回目となる。
他の開催地については以下を参照してください。
渡りに舟
いつものリリイベならば始発でスタート、並んで優先エリア入場券ゲットを狙う形となるのだけれど、今回は抽選方式が採用されており、どれだけ早く行ったとしても確実に優先エリア入場券がゲットできるという補償はない。
なのでゆっくりでもいいのかなぁと思いつつ、我慢できずに始発で――ということも頭に入れてはいた。
不安なのでTwitter……じゃなくてXでアンケートとか取ってみたりして、みんなの行動の探をいれつつ準備をすることに。
自分はリリイベやライブの際にはなんらかのイラストを作成して、なんとなく他のファンの方との交流のきっかけを作りたい小田柚葉レベルの人見知りなのでとりあえずそれを用意しなくては――と思いつつ、仕事もあって作業を始めたのが前々日にラフを完成し、その清書を始めたのが前日の20時くらいから。
自分の得意な範囲のSDキャラで描けば3時間くらいで終わるかも……、それなら始発もいけるかなと思っていたのだけれど、キャラ数が11人。
そして今回選んだ描き方がちょっと手間のかかるものを選んでしまったがために時計の針がてっぺんを越えていた。
なのでこの辺で弱音を吐くことにした。
――とここで、あるガルファンの方から救いの声が。
「よかったら乗せていきますよ」の誘いが。
正直、アリオ柏、JR柏駅からの道のりが遠く、バス一本に頼るしかないところがしんどかったので自分で車で行こうかとも思っていた。けれど作業が深夜に及んだ段階で睡眠不足で運転するのはちょっとなぁ……と思ってどうしようかと思っていたところに誘いが来たので、乗るしかないと。
自分は救いの手にほいほい手をのばすタイプです。
フォロワーさんの名前を確認しつつ「たしか何度かご挨拶したことあるあの方のはず」と老いのために衰え行くニューロンとシナプスをフル稼働させて思い出しつつ、作業を心置きなく進めることに。
結果、深夜三時に一旦、線画となんとなくまとまりよい感じに間に合わせた感じで終了。
あとは明日、遅刻しないように三時間後に目覚めるだけ――。
三時間後
遠足の日に目覚まし時計よりも早く目覚めることってあるじゃないですか。
自分、今回はそれでした。
待ち合わせの時間に目的の場所に行くため、ササッと準備を済まして出発。
朝6時30分の青梅街道は本当に誰も歩いていない。
始発のときなんて車の通りも少ないから寂しくなるくらいですが、今回は車はそこそこ通ってました。
そして夏のなので明るい。
幸い、バスが動いている時間だったので少しでも歩きたくない自分はバスに乗ります。
最寄り駅の一つ、新小平駅から武蔵野線にのり、待ち合わせに選んだ三郷駅へ向かうことに。
武蔵野線車中、割と満席状態。
始発なら座りたい放題……とまではいかないにしても半分は空いてる事が多いので、1時間の差でこうなるのだなと勉強になりました。
揺られ揺られて一時間、越谷レイクタウンを通過し、無事、その先にある三郷駅到着。
となりの新三郷駅は大きなショッピングモールが並ぶ有名な場所ですが、三郷はのんびりした川沿いのいい場所です。
待っていると五分もしないうちに指定された車が!
「おはようございます」
で始まり、助手席に。
そして出発。
車中の会話はもちろんGirls²関連。
かかるBGMもGirls²。
やべー、テンションあがる。
人見知りな自分はスイッチをいれれば、いつまでもしゃべれるMCモードになるので、とりあえずいろんなお話を。
娘さんがファンでそこからはまりこんだこと。
気がつけばいろいろやりくりしつつ、やはり奥さんとの交渉が一番の壁みたいな「Girls²ファンあるある」。
うちもそうだからわかる。
やってくるグッズたちをどうごまかす――いや、交渉するか、重なるCDをどこに隠す――いや、飾るかで頭を悩ます日々。
最終的には「俺の稼ぎを俺がどう使おうが――」という言葉をぐっと飲み込み「次は気をつけます」でその場を収めて学習しないの繰り返し。
若いうちならいくら注ぎ込んでも自分のせい。
家族を持った瞬間、趣味の領域からはでてはならない推し活。
家族ぐるみの推し活って……ほんと、どうやってるんだろう……。
目に浮かぶ、いろんな家族たち……。
そんなことを会話の裏で思いながら気がつけば、アリオ柏到着。
これまでの中で最高に楽なアリオ柏までの道中でした。
ああ、ありがとう、ありがとう、お仲間の人。
アリオ柏での過ごし方
アリオ柏に限らず、リリースイベントはショッピングモールでの開催がほとんどです。
なのでそこにあるのがフードコート。
おそらくそこに席を確保し、時間を消化していくことが必然となるでしょう。
――というのを視野にいれつつ、朝早く並んで早めにCDなどの予約・購入などを済ませて、優先エリア入場券(今回は抽選券)を確保し、場合によっては並び直して、新たに買い増しするなど各自工夫をしています。
先着順などの場合は早く並んだもの勝ちですが、
ランダムに入場番号が配布されることもあります。
この場合は先頭だろうが300番台などが渡される悲劇もあり、またこれがバラけてなかったりすると参加者から不満の声が聞こえることも多いです。
今回のような抽選制の場合は、人数次第ではハズレはありますが、人数次第ではハズレもなくある意味、しっかりしたシステムなのかもしれないなと思いました。
なので購入する側も、上限数を超えての売り切れがない限り、中に入れる可能性がでてくるわけです。
ただし購入枚数=抽選券枚数になり、まとまって当選する方が出ることも多く、最終的に空席が出るなどの危険もあるため、リリイベは参加者と運営側の読み合いだったりもします。
今回の運営側は人数をカウントしていたので、最終的にそこで調整していたようでした。
夏の屋外待機は暑さ対策が必須。
アリオ柏ではミストを撒いてくれていたのですが、これがかなり涼しく感じました。
そんな中、自分も一時間ほど並んで10時の販売スタートから程なくして優先エリア入場券の抽選券(長い)を枚数分ゲットしたのでフードコートに涼みに。
幸い、今回は福岡の若者改め、京都の若者が来ていたので、ずっと一緒に行動をともにして時間を潰すことができたので優先エリアの抽選発表の15時まで、のんびり過ごせました。
リリイベ開始
15時に抽選結果がTwitter……じゃなくてXで発表。
同時に開場にも掲示されました。
並びはじめ、15時30分くらいに入場開始。
幸い、抽選番号がよかったので38番目に入場。
上手側の二列目を確保できました。
ステージ近い近い。
なお、イベント中は基本、撮影・録音禁止となっておりますのでご注意を。
場所を確保しての待機中、隣の小さな子とかかなり暑そうでした。保冷剤などで身体を冷やしたり、時折、水分補給なども自分でしていたので親御さんがしっかり教えているのだろうなぁと。
Girls²、Lucky²のリリイベなどではお子さんが単独で席にいることも多く、こうした教育というかどうすればよいかのノウハウを伝えて、それを守る子供が多いことなど感心させられること多いです。
無軌道な大人のほうが多いかもしれません。
自分も含めて。
そんな大きな子供たちにもわかるように、運営のよく見る女性の方がMCで注意喚起をしつつ場を盛り上げてくれていました。
いつもお世話になっております。
リリースイベント開始
15時少し前、天幕の裏を通るGirls²とiScreamのメンバーが通る度に歓声が。
ああ、始まる――。
そんな雰囲気の中、最初に登場してきたのがGirls²の面々。
この日、小田柚葉さんが体調不良でお休みということを伝えられていたので7名での登場です。
軽く自己紹介などもしつつ、名前を呼ぶたびに観客たちから起こるレス。
当人たち苦笑まじりで流れを作り、iScreamを呼び込みます。
iScreamの三人も各自自己紹介をしてそこから楽曲スタート。
・The Finest
作詞・作曲・編曲:sty
ビートの効いた激しめなダンスが展開されます。
初めて目の当たりにしたので、ただただ魅せられてしまい、Girls²はともかくこれだけのダンスをこなすiScreamの三人もすごいなと。
考えてみたexpg出身だから、ここは基本としてしっかり叩き込まれているのだろうなぁ。
これのダンスパフォーマンスビデオとかは収録されないようなので、どこかで動画公開してほしい楽曲でした。
・C'mon Neo Zipang!!!
二曲目はGirls²のみがステージのこり、鴨ネオのパフォーマンス。
前回のリリイベと曲が違うようで、ここは毎回変えていくのかもしれません。
・himawari
次はiScreamの三人が登場して、himawariをプレイ。
三人のアカペラから入るこの楽曲、夏の空の下、静かに佇むヒマワリの花がイメージできました。
何度も配信などで聞いていたりする曲ではあったのですが生歌は初めて。
改めてiScreamの歌声の力強さと魅力が実感できました。
特に今回、YUNAちゃんの声が沁みる、沁みる。
自分、一発で射抜かれてしまいました。
なので心のブックマークにそっと名前を刻んでおきました。
推し増えちまった……。
・ROCK STEADY
最後の楽曲はROCK STEADY。
やっと全部、生で見られた。
やっぱかっこいい。
柚葉がいないので完璧なものとはいえなかったけれど
次は11人全員でのパフォーマンスを期待して
次の立川立飛に期待したいと思います。
特典会:ハイタッチお見送り
今回のリリイベでは購入した枚数分、ハイタッチお見送り会に参加できます。
ビニルシート越しですが会話はできます。
今回はマスク着用は各自の自由でした。
自分は今回は三枚。
悩むのはネタの仕込み。
実を言うと、前回、当選できたマジテレで美咲とアリオ柏に来ることは約束していたのでまずはその報告。
というか向こうから言ってきたので完了。
あとは持っていったボードをみんなが「すごい」という期待通りのリアクションもらえたので満足です。
二週目はiScreamの方々に「はじめまして」のご挨拶を急遽描いての参加。
最後は美咲の頭に手を置きがちをなんとか描いて次回、ボードに色つけていきますと約束。
そんな感じでリリイベ終了です。
終わるといつも満足してしまうチョロいファンです。
まつり終わって――。
無事にリリイベも終わって、日暮れのアリオ柏で風に吹かれてまったりとしていたのですが、18時からフォトブック付きの限定盤が出ると前日アナウンスがあったため、慌てて購入準備。
そして無事予約完了。
(先程みたらまだ予約できてるので枚数そこそこあるようです)
また一枚増えた……。
以上、本日の余談でした。
次回もお楽しみに!
(なぜか先祖返りしたデータが公開されていた。恥ずかしい)
サポートしていただけることで自信に繋がります。自分の経験を通じて皆様のお力になれればと思います。