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太陽熱温水器でガス代削減

こんにちは!ふじまです。Xから来られた方は、いつもありがとうございます!それ以外の方も、ぜひよろしくお願いします。

この記事では、太陽熱温水器で光熱費削減できないかな?って思っている人向けの記事です。

結論は「やめておけ!」

住宅の1/3は給湯費用といわれているように、ガスや灯油代を超強力に削減する効果がある太陽熱温水器ですが、実際に導入したみた結果は、デメリットが多かったです。

メリット・デメリットを把握した上で、取り入れる分には良いですが、初心者向けとはいえません。むしろ、かなりの上級者向けとなりますので、さきほどの結論通り、「やめておけ!」となります。

まずはメリット3選

メリット①
強力なガスや灯油代削減効果があります。ガスや灯油給湯器は瞬時に水からお湯を作り出します。太陽熱温水器で昼間に水からお湯に変えておけば、お風呂などのお湯を使うときにほとんどガスを消費しません。夏場なんかはほぼガス代がゼロになり、基本料金だけで済んでしまいます。

メリット②
導入費用が比較的安いです。太陽光発電と異なり、非常にシンプルな構成の太陽熱温水器は、設備投資資金を数年で回収できると言われています。メンテナンスも高所に設置してなければ安価な部類です。メインであるパネルやタンクは頑丈で壊れにくいです。

メリット③
導入するとなると、機種数が少なく選択肢を絞りやすいです。太陽熱温水器で収益化できている会社は少ないですから、そもそもの販売数が非常に少ないです。
導入するとなると、数社の中から選ぶしかありません。ただ、これはメリットとも言えます。どの機種でも同じような削減効果が得られるので、どれを選ぼうが良いのです。

デメリット3選

いろいろありますが、3つに絞ります。書こうと思えば、倍くらいかけてしまいます。

デメリット①
エコキュートには効果なし。
多くの新築住宅に取り入れられているエコキュートはタンクに高温のお湯を貯めておき、水で温度調整しながら使用します。現在のエコキュートは、太陽光発電も設置しているでしょうから、効率も良いし太陽光発電中に使用するとタダ同然でお湯を沸かすことができます。

デメリット②
意外と修理に手間がかかる。
太陽熱温水器のパネルとタンクは頑丈です。我が家は中古ですからすでに25年は経過しているでしょう。ですが、配管や不凍液や各種継手などは劣化します。ですので、全く維持費用が掛からないということではありません。やはり、10年ごとなどに買い替えた方が普通の人には安心でしょう。

デメリット③
地域と設置場所が限定される。
太陽熱温水器は多少の日陰でも問題なくお湯が沸きますが、冬場は極端に効率が落ち、積雪地方ではむしろ凍らないように停止させなければならないでしょう。また、設置位置も屋根より地上設置の方がメンテナンスが楽なのでオススメですが、これも敷地に余裕がないと設置できないため、制約が多いです。

効果は絶大!

太陽光発電と違い、補助金がなくても数年間で楽々設置費用を回収できるという素晴らしい設備です。海外では積極的に取り入れられる国もありますが、日本ではエコキュートの方が推奨されていますね。

太陽熱温水器を設置するならDIY

太陽光発電パネルと違って、素人でもなんとか設置できる太陽熱温水器ですが、費用対効果を上げるためにはDIYは必須です。気になる方は私のブログの方が詳しい解説をしましたので、こちらをご覧ください。


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