戸建て住宅のEV充電器DIY
ガソリン高騰でEVが気になっている人は多いのではないでしょうか。
EV運用方法に関しては、私の中では最適解が出ています。結論から言うと、テスラのパワーウォールを取り付けることです。充電器に関しては、テスラ一択です。もちろん異論は認めますが。
よっぽどお金に余裕あるなら別ですが、間違ってもV2Hは取り付けしないようにして下さい。これは補助金がゲットできる東京専用商品でしょう。
現在販売されているのは第3世代のWi-Fiタイプです。ホワイトでカッコいいです。中古だとグレーの第2世代が購入できます。このタイプは、設定にWi-Fiを使えないので、少しだけ不便です。
主にこの2種類と、充電口の形が、テスラ用の規格なのか国産規格なのかと言った違いしかありません。
注意点① 新築時に専用回線を用意しておくべし
最近の住宅は高断熱・高気密で、壁面に安易に穴を開けれません。穴を開けるとすると、新築時の断熱・気密を保ったままの状態で施行されるのは非常に難しいです。かといって、建築時の業者に依頼すると、当たり前ですが高額な費用となるでしょう。
ですので、最初から分電盤から外壁までEVを将来的に導入するであろうことを想定し、配線しておきましょう。可能ならば空配管を行って、配線交換できるようにしておくことも良いでしょう。
注意点② 配線の太さで充電スピードが決まる
テスラのウォールコネクターは、最大充電速度を変更することができます。具体的には分電盤に設置したブレーカーの80%の容量が最大として設定できます。50Aブレーカーを取り付けたら40Aまで、40Aブレーカーを取り付けたら32Aまでとなりますが、分電盤からの配線の太さが足りないと、危険です。
通常の新築でEV用コンセントだと、2.6mmか5.5㎟の配線が使われるようです。これだと30〜40A程度しか出せません。第3世代ウォールコネクタは最大だとブレーカー容量が80A、実際の充電では64Aの大容量まで対応しています。最低でも8.0㎟程度を使用するのが良いと思います。