私がふじらぼに入った理由 ふじらぼメンバーインタビューvol.3
【プロフィール】
草間 優里(クサマユウリ)
中学生の時に読んだ本の影響で子ども支援を志す。大学で子ども支援を学んでいく中で、1年次の8月にふじらぼでの活動を開始。ふじらぼでは、児童館での学習支援やふじらぼ通信の編集者を担当している。
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#人見知り
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自己紹介ときっかけ
原:「自己紹介をお願いします!」
草:「大学で子ども支援を学んでいる草間優里です。好きな食べ物はブロッコリーです(笑)子どもがすごく好きです。よろしくお願いいたします!」
原:「よろしく!大学生活はどうかな?アルバイトとかサークルとか、何かやっていたりするのかな?」
草:「アルバイトは老人ホームでずっとやっていたんですけど、子どもに関わることがしたくてふじらぼをやろうって思いました!」
原:「老人ホームなんだ!珍しいね!やろうとしたきっかけとかはあるの?」
草:「学部が福祉系で、福祉に対して全体的に興味があったので、老人ホームでの働いてみようと思いました。良い経験になるかなって思って」
原:「そうなんだ。そこから半年くらい活動してみて、ふじらぼに入ることにしたんだね。何か心の変化とかはあったのかな?」
草:「特にないんですけど、ボランティアをやってみたくて、探しているときにふじらぼに対してビビッときて(笑)絶対ここでやりたい!と思って勢いで応募しました(笑)」
原:「嬉しい(笑)何にビビッときたんだろう?」
草:「学習支援教室の運営をやれる!というのが他にはなかったので、子どもと関わるだけではなくて、運営にも携われるということが自分のやりたいこととマッチしていたなと思います」
原:「なるほどね!学習支援活動を実際にしてみてどうだった?」
草:「子どもと関わるのが好きなんだなぁと、改めて気づきました。子どもと関わるのって正直簡単なことじゃないなって思っていて、でも、色んな先生メンバーがいて、色んな関わり方があって・・・全部が全部、それが魅力っていうか...すごいなって思いました」
草:「子どもとの関わり方も1つじゃないんだなって」
子どもの鋭い質問が哲学的で難しい
原:「子どもたちと実際に関わった中で、どんなことが楽しかったかな?他にもどんなことが難しかった?」
草:「子どもが言うことって、自分が想像している以上にすごくて(笑)結構、ハッとさせられることとかが多くて、それがすごく楽しいです!」
草:「あとは子どもに、鋭い質問をされた時に、なんて答えればいいか難しいですね。」
草:「私自身の答えが、子どもの人格形成に影響を与えるような質問をされたときに、答えるのに困るというか...どうしようってなります」
原:「ハッとさせられたような質問で何か覚えていることとかあるかな?」
草:「これは放課後デイのお仕事の方で聞かれた質問なんですけど、『人生が退屈だ』って小1の男の子に言われて」
草:「なんて答えればいいんだろうって。その子はトノサマバッタが冬だと死んでしまうから、楽しくないって言っていたんですけど、どうすることもできないし、『人生が退屈だ』って自分は考えたことがなかったので、そんなこと考えるんだって、鋭いし、深いなって思いました。」
原:「それはめちゃくちゃ難しい話だね(笑)子どもなのに、そういう哲学的なことを話す時もあるよね。大人が考えていないようなことを、子どもたちはやっぱり考えているというか・・・」
ふじらぼでの活動で編集者と企画リーダーを経験
原:「ふじらぼで運営やMeguri、そして児童館での学習支援教室の企画リーダーをやってもらって、大変だったと思う(笑)ありがとうね!」
原:「他にも毎月発刊しているふじらぼ通信の編集者もやってもらったりして、やったことがないことを結構やってもらったと思うんだけど」
草:「自分にはできないと思っていたことが、できたんだ!と思えたので、嬉しかったですね!」
原:「そう言ってもらえたら嬉しいな!例えばどんなことだろう?」
草:「青少年会館の職員の方と、メールなどでやりとりすることに対して最初は『無理だ〜〜』って思っていて、原田口さんに1つ1つ確認をしてもらっていたんですけど、だんだん慣れてきて、自分でできるようになって...成長を感じました!」
原:「確かに、すごい成長速度だったよね(笑)正直びっくりしていて、メールの文章を、最初の頃は確認していたのに、最後の方は確認をしないで自分で送れるようになったよね。社会人とメールでやりとりする機会ってあまりないもんね。」
草:「ないですね(笑)」
原:「あとは児童館での学習支援教室の企画・運営全体をリーダーとしてやってきたと思うんだけど、学びとか気づきとかはあったのかな?」
草:「リーダー感がない感じのリーダーとしてやれたのが、自分としてはすごく重荷にもならず、ふんわりできたので、周りの人と協力しながらできた企画だったなとすごく感じられました。こんなリーダーでもいいんだなって驚きました。」
原:「元々リーダーには自信がなかったの?」
草:「はい・・・。絶対向いていないと思っていました。今も思っていますでも、」
草:「学生時代のリーダーとかは苦痛でしかなくて(汗)、絶対やらないって思っていたので...避けてきたんですけど、今回は楽しかったです!」
原:「今回の企画のリーダーは、なぜ立候補してくれたんだっけ?動機というか」
草:「やりたいけど、やっぱり迷うな〜って思っていて...先着順だったので、どうせ誰かやっているだろうって思っていたんですけど、一応送ってみようかと思いまして...これでできたら運だなって思っていました(笑)」
原:「そうだったんだ(笑)」
原:「自分の中で新しいリーダー像みたいなものができたらいいよね。自信につながったようで良かったなって思ったよ!人にも押し付けないし、でも芯が一貫しているところがあって...新しいリーダー像ではあるなって感じていたというか(笑)」
草:「そうですね。実際にやってみて、メンバーのみなさんが協力してくださって、変にリーダーシップを発揮しすぎたりしなくても、まとまったりするものなんだな〜と思いましたね!」
福祉系に興味を持った理由・・実は「縁」
原:「福祉に興味をもったきっかけはなんだったのかな?」
草:「中学生の時に、ホームレスの女の子の本を読んで、夜間中学校で働きたいなってずっと思っていたんです。子どもなどをはじめとして、社会的に問題を抱えている人の支援をしたいなって思っていたのが始まりかなって思っています。」
原:「ホームレスの女の子の本?」
草:「はい。その子に対して可哀想っていう感情はあったんですけど、何よりもったいないなってすごく思って」
草:「頑張る力も生きる力もあるのに、虐待とかで勉強する機会がなかった子の話だったので、そういう機会作りを手伝える仕事がしたいなって思いました」
草:「でも本当は、大学受験で福祉系の学部を受けるつもりはなくて、というのも、高校の時にインドで仕事がしたいなって思って(笑)」
原:「インド!?(笑)」
草:「なんでかわからないんですけど、インドに対して憧れがものすごくあって(笑)」
草:「インドでインドカレー屋さんを開きたいなって思っていて。国際学部を目指していたんですけど、全部落ちてしまって。本で読んで、魅力的な国だなって思って、それからインドのことを調べるようになって」
草:「絶対自分は前世インドに住んでいたなってくらい(笑)インドに対して惹かれるものがあったんです(笑)インドで絶対に働くぞ!って思って受験に挑んだんですけど、敗北しました(笑)なので、実は縁で今の学部にいるっていう感じなんです(笑)」
原:「そうだったんだ!結構驚きです(笑)」
ふじらぼ以外の活動「放課後デイ」
原:「ふじらぼ以外にも放課後デイで活動していると思うんだけど、そっちの方はどうなのかな?」
草:「その放課後デイは、軽度の発達障害とグレーゾーンの子たちがいるんですけど、一見普通の子たちと変わらないような感じなんですけど、急に突拍子もないことをしだしたりとか...あとは学習障害だったりとか、」
草:「そういう子が多いんですけど、全然見分けがつかないことにびっくりしています。遊ぶだけなんですけど、結構関わり方は悩みますね。聞いてくることが鋭くて、言葉も素直なので、どういった反応をすればいいかわからなくて」
原:「毎日、自問自答しながら働いているんだね。」
草:「そうですね。でもめちゃくちゃ楽しいです。素直な子が多いので、素直に罵倒したり、素直に甘えたり・・・そういう直線的なコミュニケーションが楽しいです。天邪鬼になったり、素直になったり、表裏がコロコロ変わるのもおもしろいですね!」
ふじらぼに入る前と入った後で変わった自分
原:「ふじらぼに入る前と入った後で、自分が何か変わったな〜とかあるかな?」
草:「自分の強みに気づけるようになったのが大きいですね。現在進行形で自分の世界が広がっているなって感じます。」
原:「それは現場を見たから?」
草:「そうですね。色んな人がいて、色んな人生があるって知ったので。すごく楽しいです。」
草:「あとは、ふじらぼで色んな人の繋がりができたと思います。人と話すのが苦手なのですが、人と話すのって楽しいなって思いました。」
草:「もともと聞いているだけで楽しいな〜と思っていたんですけど、聞いているだけじゃ話は広まらないことを、人と話せば話すほど感じました。」
草:「だから、前よりは自分から話すようになったかな?と感じますね。」
これからやりたいこと
原:「これからやりたいこととかはあるのかな?」
草:「やりたいことが多すぎて(笑)、やりたい仕事も多いので、めちゃくちゃ迷っています!」
原:「例えばなんだろう?」
草:「少年院とかでも働いてみたいなって思いますね。あとは児童相談所とかでも、大変そうですけど働きたいです。」
原:「確かに、いろんな人がいて、いろんな世界がありそうだよね。そうやって社会の現実や課題に向き合っていくんだね。」
外伝:「ふじらぼに入って大変だったこと」
樺:「ふじらぼに入って良い面ももちろんたくさんあったと思うんだけど、逆にこれ大変だったなって思ったことはある?」
草:「ふじらぼ通信に関しては、ネタが思いつかないというか...保護者の視点で書きたいんですけど、保護者の方がそれぞれ読む人の立場が違うと思うので、何を求めているかが正直わからないので難しかったですね」
樺:「なるほど!確かに、当事者になって編集するって大変そう・・・」
原:「自分の書きたいことばかりを書いてもあまり喜ばれないしね。何より読者の気持ちになって、寄り添って書いていくっていうのが大事だよね。難しいけど」
原:「優里ちゃん今日はありがとうございました!これからもよろしくお願いします!」
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