自信がなくて踏み出せずにうじうじしてた35歳がポジウィルを使って転職する話
こんにちはふじいさやこです。
去年10月頃に転職し、現在IT系の会社でUI/UXデザイナーとして働いています。
仕事は大変ですが、色んな人と関わりながら、今の所楽しくやれています。
しかし転職をするまでは自分に自信がなく、こんな私が転職なんて無理だろうなって思うほど自信がありませんでした。
転職をするまでにあったことをnoteに残し、読んでくださる方へ何かのきっかけになれば幸いです。
ポジウィルを受ける前〜自信を失ってしまう〜
2018年、31歳くらいまでIT会社の会社員デザイナーとして過ごしてきましたが、会社との相性が悪くなっていき、転職を決意。
こんな会社辞めてやる!と言って2019年の1月から元同僚の紹介でIT系スタートアップに転職しました。
しかしここで自分の実力の無さというか、スタートアップに求められる能力のなさを痛感。
0から1を制作することの難しさや、会社のためになるようなアイデア出せず、働きもできずにいました。
周りはすごいアクティブに動いているのになんで自分はできないんだと思い、どんどん元気をなくしていきました。
全く役に立たず3ヶ月で退職。
紹介で入社したので、紹介してもらった人にも申し訳なく、とにかく自分の自信が底をつくほど落ちていました。
合わせて同時期に母親が大きな病気にかかり入院して手術をしたりと、とにかくバタバタして、神経をすり減らしていました。
2019年5月くらいにスタートアップを辞めてからはそんな状態で、自信を持てずにいたので会社への転職を考えられず、知り合いの仕事先を転々としたり、派遣をしながらフリーランスっぽいことをしてみたりと、いつもふわふわした状態で、自分の人生をちゃんと考えられずにいました。
2022年の春頃、35歳となって、とにかく人生このままでいいのかと悩みに悩み、こんなふわふわした状態ではなく、やっぱりちゃんと自分を活かせる仕事をしようと考え転職を決意しました。
ポジウィルとの出会い
とはいえ自分だけでは自信を持って転職活動をできる気がせず、色々と転職エージェントのキャリアコンサルタントさんにお話を聞いてみましたが、どうにも自分の強みだと思えるものが明確にできず、モヤモヤしていました。
そこでポジウィルキャリアというキャリアコーチングサービスを知りました。
「どう生きたいか」でキャリアを決める。
転職の相談も受け付けているというので、初回の無料相談を受けました。
初回のカウンセラーの方は嶋田真奈さん。
とにかく今の現状の思ってることを全部話しをしました。
一つ一つゆっくり根気強く一緒に考えてくださって、悩みに対する考え方、解き方、また自分を大事にする方法などをおそわりました。
転職エージェントのキャリアコンサルだと、自分の中で心が定まってない状態ですぐ転職活動を促されるので、やっぱり一つ一つゆっくりでもいいからやりたいことや強みを探してから動いたほうがいいなと思いました。
無料面談から、値段で少し迷いましたが、このまま1人で考えても仕方がないと思い、ポジウィルキャリアの「キャリア実現プラン」を受講することに決めました。
受講すぐで無意識に行ってた心の抑圧を知る
面談のスケジュールをすり合わせてもらい、担当のカウンセラーさんは鬼塚りかさんになりました。
初回のオリエンテーションでゴールをどうするかなどを決めていきました。
私のゴールはもちろん転職。自分らしく、過去を克服して納得の行く転職をすることを目標としました。
2回目のオンライン面談で、人生理解として自分の過去でつらかったことを話すことがありました。
「多分泣くと思うので、zoomのカメラをオフにしましょう!」
と言われ、「えー泣くかな〜〜??」と流石にないだろうと思っていましたが、話してるうちにめちゃくちゃに泣いてしまいました。
「事前に記入してもらったシートの内容や、話を聞いてみると、全部自責にしているし、人間関係で辛くなりやすいようですね。」
と言われはっと思いました。
どうやら私は過去の失敗は全部自分のせい、自分が悪かったから、自分が自分が・・・
という自責思考が高かったようです。
また、人の目を気にしやすいようなので、悩んでることが全部人間関係で、確かに言われてみれば・・・と思いました。
「自責を、あえて他責にした場合、相手になんて言いたいですか?」
あえて他責にする考えがなかったので最初はとまどいましたが、あえて他責を考えてみると、「こうしてほしかった、こうしてくれたらよかった」など、意外にスラスラと思っていたことがでてきました。
その時、色々言いたいことや思ったことがあったのに、自分の気持ちを後回しにしていたんだと気づきました。
ひとしきり話したり泣いたりしたあと
「対策をちゃんとしていけば、きっと変われますよ!」
と言われ、長かったモヤモヤが晴れていくような気持ちでした。
ポジウィルで自分の強みを「認める」
全部で約3ヶ月あるところの最初の1.5ヶ月(2022年5月〜6月)はとにかく自己分析やキャリアの棚卸し、どういう会社に転職をしたいかを中心に面談をしていきました。
そこでは自分が大切にしていることについての深堀りや、自分のメンタルを自分で上向きにる、セルフコンパッションという考え方など、今まで知らなかった概念を教えてもらえました。
特にセルフコンパッションは自分のことを責めがちな私にとっては今後も大切にしていきたいものだと思いました。
面談前に事前に記入するシート(人生の問診票みたいなもの)をたくさん書き、そこから自己の強みや、苦手なこと、嫌なこと、会社でのエピソードなどをりかさんに話をして、どんどん棚卸ししていきました。
棚卸しで出てきた自分の強みを見て、たしかにそう思うけど、本当に強みと言えるのか?という不安もありました。
なぜならそれは大したことないなと、自分では思ってしまうからです。
「強みは自分ではわからないことが多いけど、他者から見たらすごいことだったりしますよ」
「ふじいさんは○○できるけど、意外とそれができない人多いですよ」
と言われ
もしかしたらまた自分を大したことないと言って認めてあげられてないのかもしれない、それだと自分をまた卑下してしまうことになる。
そう思い、まずはちゃんと自分の強みを信じて認めてみようと思いました。
強み以外にも、自分が力が出るとき、逆に自分が力が出ない、全然ダメなときとはどういう状況なのか。
過去のエピソードから、おそらくこうだろうというのを洗い出していきました。
この洗い出したものから自分にあう企業を探していくこととなります。
ちなみに私の求めている会社はIT系のデザインができる会社で、「チームで仕事ができる」「上流での仕事にも関われる」「価値のあるプロダクトづくりができること」としました。
転職活動開始するもこみ上げる不安
キャリアの棚卸しをたくさんして、自己分析も終わり、プランの後半戦、ようやく転職活動へと入っていくこととなりました。
(転職活動時期は、途中休会をはさみ、2022年7月後半〜9月頭まで)
気になる企業をピックアップし、書類選考のための自己PRや面接対策をりかさんと一緒に棚卸ししてきたアピールとなるエピソードから答えを組みたてていきます。
ただこの時、久しぶりの転職活動で、過去に仕事ができなかったことが頭をよぎり、頑張れるのか、うまく話せるだろうかなど、徐々に不安や緊張が大きくなっていきました。
そのことをりかさんに相談。
そう話をされた時は、余裕がなくて「厳し〜」って思いましたが、あとで振り返ると確かに誰かに励まされないと出来ないとなると、つねに誰かに頼らないと生きていけなくなってしまうなと思いました。
もちろん人間なので、時には誰かの力を借りることも必要だと思います。ただずっとそれでは誰かに寄りかからないと自分で道を切り開けなくなり、またすぐ潰れてしまうのではと思いました。
セルフコンパッションの自分を大事にすること、自分のがんばりやできたことをちゃんと認め、自分を応援することが、いつしか自分の足でちゃんと立て直す力がつくのだろうと思いました。
転職活動終了とその後
その後、不安はありつつ、書類選考9社のうち(10社応募したつもりだったけど9だった。。)6社面接に進みました。
面接でもポジウィルのワークから用意してた事柄からわりとスラスラと話すことが出来ました。
面接は緊張はするけど、基本はお互いのことを知るための会話なので、気負いすぎていたのかもしれないと思いました。
その中で早めに面接に進み、良いなと思った会社に内定が決まりました。
結果としては、1社内定、4社辞退、1社一次面接落ちとなりました。
ポジウィル受講期間の残り1ヶ月くらいで内定まで出るのかと不安でしたが無事内定がでてほっとしました。
IT系のUI/UXデザイナーで、いろんな職種の方と一緒にチームで仕事ができ、年収も前に会社員だった時よりも上げてもらえることが出来ました。
りかさんに報告し、残りの面談をこれからのキャリアや自分のライフプランについて色々お話をして、長いような短いポジウィルキャリアの面談を終えました。
ポジウィルとのやりとりを振り返り、一番良かったことは、自分を大切にすることと、頑張っているんだって認めることができたのが、大きな成長だったなと思います。
まだまだ人生は続いていくので、これからも悩みはつきないとは思いますが、自分を大切にすることをやめないよう、続けたいと思います。
ポジウィルキャリアでお世話になったりかさん、嶋田さん、運営の皆様、ありがとうございました!