お前は何様だ?
ちょっとキツめの題を付けましたが、今日も穏やかに暮らしています。
ここで話す内容は、
様々なジャンルのことを学んだ結果、日常の出来事を通して思ったことです。
あんまり自分の思っていることを人に話さないので、
この場所でドンドン出していきます。
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先日、ある大規模セミナーのサポートメンバーとして会場入りをしました。
私は、コミュニティなどに所属した時、
機会があれば、積極的にサポートメンバーに立候補するように心掛けています。
大きなコミュニティに入った方は分かると思うが、
そのコミュニティの中心人物(フロントに立つ方)との接点は、ほとんどない。
規模が大きければ、大きいほどなくなっていく。
ただ、サポートメンバーに入ると
中心人物の側近の方々には必ず会えるし、中心人物にも高確率で会えたりする。
会って、私は何をしているのか?
前にも話した通り、
『その人と一緒にいて、自分はどう感じるのか?』を確認する。
側近の方々の雰囲気・言動・行動・立ち居振る舞いを観察している。
1日一緒に動いていれば、結構多くの情報を得られる。
そして、ただ客観的に考察する。笑
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大きなコミュニティの中で、大勢の中に埋もれることなく、
自分のことを認知してもらう方法として、
サポートメンバーは、かなりオススメです。
人が嫌だろうな…と思うことほど、どんどんやらせてもらうこと。
『何事も与えるのが先』
これを、私は結構大切にしている。
与えるものがなければ、時間と労働を提供すればいいのだから。
慣れないコミュニティの中では、知り合いもいないから孤独だけど、
それでいい。
新参者は意外と目立つから。
そして、無名で何のコネもない人間に対して、
どのような対応をするのか?を観察できることほど、
本性がかいまみれる瞬間はない!笑
余談だけど、後から〇〇さんの知り合いだと聞いて態度を変える人間なんて、
全く信用できないからね。
そして、そういう人は非常に多いよ。
当たり前だけど、
自分がしてもらって嬉しいことは、誰かにしてあげればいいし、
自分がされて悲しかったことは、自分も注意しようと思えばいい。
どう転んでも得るものが大きいはず!
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では、本題に入ります。
今日のテーマ:意識高い系が陥る罠
サポートメンバーで、昼食をとっていた時に、
友人と食事に行くかという話が始まった。
そのコミュニティの主要メンバー達は、友達と会っても話すことがないらしい。
仕事の話をしても理解されずに引かれてしまう。
話が全然合わずに、一緒にいても時間の無駄だと思うらしい。
私は、ただ黙って聞きながら、ご飯を食べていたのに、
1人の女性が「友達とご飯にいく?」と聞いてきた。
私は「行きますよ」と正直に答えた。
幼馴染、看護学校時代の友達、元同僚など、
人数は決して多くないけれど、ずっと仲良しだと答えた。
それ、おもしろいの?
何話すの?
話、合わなくない?
など、怒涛の質問の嵐に驚いた。
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はっきり言いますが、
あなたがしている仕事の話をして、引かれるってことは、
もはや友達じゃないでしょう?
友達なら、どんな仕事をしていても
興味を持って聞いてくれるし、応援してくれるでしょう?
引くんじゃなくて、心配してくれるでしょう?
話が合わないって何だ?
価値観が違っても、そんな考え方もあるんだと自分の世界を広げてみればいい。
意見が違っても、お互いの違いを認めながら友達になれるでしょう。
何話すの?って、何でも話すよ!
友達だから、どんな素の自分でもさらけ出したら良いでしょ?
結局。
あなた達には、友達はいないんだよ。
このコミュニティが唯一の居場所なんでしょ?
だから、みんなで群れているんでしょ?
『時間の無駄』
この一言が、私の頭の中に残ってる。
あなたが『時間の無駄』だと吐き捨てた相手にとっても、
その時間が、大切な人生の時間だったことを分かってる?
分かっていたら、口が裂けてもそんな言葉は出てこないでしょ?
お前は何様だ?
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な〜んてことは、もちろん口にはしていない。
心の中で思っていたけど。
意識高い系の人ほど、この罠に陥っていると思う。
このコミュニティのことを、理解できた1日だった。
やっぱり、サポートメンバーをするのは悪くない。
私は、どんなに地位や資産を手にしていても、
誰に対しても分け隔てすることなく、誠実でいる方を知っている。
その方が教えてくれたのは、
『最後に残るのは、人としても在り方だよ』という言葉だった。
私は、そんな人になりたいとずっと思っている。
だからこそ、
誰かと過ごした時間に対して『時間の無駄』と吐き捨てた彼女の言葉が
とても気になったのだと思う。
彼女は問題ではない。
私が彼女と深く関わることはないだろうから。
私が彼女から学んだことは、
今、私の周りにいてくれる人に、もっと感謝しようということ。
改めて思い出した。
相手がどうかは関係ない。
私が大切にしたいから、大切にしてきたし、これからも大切にする。
ただ、それだけのこと。
思い出させてくれた彼女にも、感謝しよう。
ふじこ
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