No.14「秋にしがみつく」
早いことで今日で11月も終わり、明日からは2022年最後の12月になります。
今日の朝のニュースでは明日から気候的にも冬になるそうで、まだまだ秋の紅葉を楽しみたい気分です。
早いと言えば、20歳までの時間の長さと、20歳から死ぬまでの時間の長さは感覚的には同じような長さに感じるそうです。
理由としては、20歳までは初めてのことだらけで何にでも刺激があり、慣れがないため時間が長く感じるそうです。
20歳からは、日々の生活に慣れが出てきたり、同じことの繰り返しになっていたりして刺激が少なくなることで1日、一年が短く感じるらしいです。
自分の感覚的にも大学2年、つまり20歳までは1日が長く感じていたのに、今ではいつの間にか1年経っていたりと時間の流れの速さに驚かされる毎日です。
しかし、時間の流れの速さとは別に毎日を同じように過ごすというのは自分を管理すると言った点では非常に有効な手段だと思います。
よく意識高い系の人は1日に自分の時間割を作るというようなことを言っていたりしていますが、自分もその考えには共感しています。
あまりにも細かく時間割を決めてしまっては逆に疲れてしまうので、就寝時間と起床時間、3食の時間を決めておくくらいの方が僕は気楽かなと思います。
生活の流れはみたいなものは意識していれば毎日変えずに続けられます。
ですが、毎日同じでないものは自分の体調と感覚ではないでしょうか。
朝起きた瞬間、その日初めて外に出たとき、練習した時、いろいろな場面でその日の調子の良し悪しがわかると思います。
そういった常に変わっていくものにできる限り波を作らないことが体調管理、自己管理といった考えになると思います。
管理といった点では、やはり毎日同じ生活の流れをしていくことがとても管理しやすい上に、自分の調子に気付きやすいです。
陸上の大迫選手はその日の調子は自分の感覚をあてにするのではなく、毎日のメニューの消化率(タイム等)をみて客観的なデータから調子を見極めているそうです。
レスリングは対人競技なので同じように当てはめることは難しいかもしれませんが、調子という感覚的なものを、そういった捉え方もできるんだと驚きました。
他にもサッカーの長谷部選手は就寝時間と起床時間や入浴時間も決まった時間にするようにしているそうです。
長谷部選手はその自己管理の積み重ねのおかげで30代後半になってもドイツリーグの最前線でプレーできているのだと思います。
自分に当てはめてみると、自衛隊という職場の関係上、23時消灯、6時起床のラッパが鳴ります。
最近は大体その時間通りに寝て起きる、起きたらそのまま朝ごはんを食べにいくといった流れができています。(ここ1週間はワールドカップのせいで乱れ気味ですが…。)
少しイレギュラーはありますが同じような生活をしているおかげで体の調子はまあまあいい感じです。
何より、今日は無理したらやばいかもというような、体から発せられる危険信号のようなものに気づきやすくなりました。
1日の時間の流れを決める。
一見簡単そうに思えますが、実際はいろんな誘惑があり結構難しかったりします。
是非試してみてください。
毎日の体調管理をしっかりして、しっかりと練習を積む。
この繰り返しをただひたすらに黙々と続けていきたいものであります。