No.5「趣味の話」
自分は勝手に自分のことを多趣味な人間だと思っています。
とにかくアウトドア全般が好きで、よく外に出て何かしらしています。
具体的には、サイクリング、登山、釣り、キャンプなどたくさんの趣味というか、やりたい遊びがあります。
最初はサイクリングとキャンプくらいだったのですが、外遊びは芋づる式につながっていくもので、サイクリングしてからキャンプしたいと考え、そのキャンプ場で釣りをしようというように、どんどん考えが連鎖していってしまい、多趣味になってしまいました。
自分はこれらの外遊びにはよく一人で行きます。
もちろん何人かでいくこともあります。
自分は車の免許を持っていないので、持っている人と一緒にいくことで自分の行動範囲を広げられたりしますし、話し相手がいるので退屈したりしません。
それでも一人でいくことが圧倒的に多いです。
なぜかというと、一人で行動する方が圧倒的に気が楽だからです。
いくら親しい人と遊びに行ったとしても、結局は気を遣ってしまって気疲れしてしまうのです。
それに自分の気持ちに合わせて無限で自由な選択をすることができます。
外遊びは基本的に自然が相手なので、天候や気候が変化することが当たり前です。
その変化の過程で、自分の気分も変わるので、一人の方が自由に動くことができます。
色々と気持ち的に楽なことが多いので、自分は一人でいることが好きです。
特に好きというか気に入っているのが、真夜中にサイクリングすることです。
危ないと思うかも知れませんし、実際危ないこともあるのですが、これが意外と楽しいのです。
真夜中なので交通量も少ないし、東京方面だったら夜景も綺麗だし、日中は混雑している観光地は誰もいないなど割と面白いことに溢れています。
特に自分が大切にしていることは、一人で漕ぐことで、その時間に自分自身と対話ができることです。
自問自答というか、自分の気持ちの整理というか、なぜか自分の内面と向き合いやすいです。
おそらく夜であること、程よい運動をしながらであることも大切な条件の一つだと思います。
自分は考えすぎてしまう傾向にあるので、よくサイクリングや散歩をしながら複雑に絡みついた思考回路を解きほぐしています。
僕の性格上、部屋に閉じこもっていてはできない作業なのです。
自分は閉じこもって考えていると、閉鎖的でネガティブな考えになってしまいがちです。
だからこそ外に出ます。
一番向き合いやすいのことがサイクリングというだけで、キャンプや登山も基本同じです。(釣りだけは下手くそすぎて自分について考える暇がありません)
つまり、自分は一人の時間を作ることで自分自身と向き合い、心を落ち着かせているのです。
大抵の悩みや考えは自然と触れ合っていれば消えてなくなります。
悩みが全てなくなるわけではありませんが、ざわついた心を少しでもフラットな状態に近づけることができれば大成功です。
心は自分にしかわからないことがたくさんあります。
自分は、人間は心がなくなった瞬間にただの肉の塊になってしまうと個人的に考えています。
ただ暮らしているだけですり減ってしまう心を、週に一度くらいはメンテナンスしてあげたいものであります。