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人生谷だらけ。(生きる事は、過酷だ。) 第2章


母が成長する頃のお話。

やがて、母は小学校一年生になり
自転車の練習に励んだそうです。
少し大きめの自転車で、
足がつかないくらいだった
みたいです。
叔父は一生懸命に自転車乗り方を
教えてくれたと言ってました。

母が小学校三年頃になると。

毎朝四時頃から支度をして、
自転車で三時間かけて、
鶏の卵や野菜を大分県宇佐市に
ある豊前善光寺の駅まで運び、
叔父さんと行商をしていました。

そして、
全て売りつくしてからまた、
三時間かけて帰る。
そんな生活をしていました。

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