私にとって「男女」を感じた瞬間
お久しぶりですこんにちは、ふじっこです。
なるべく連続でマンガ投稿したいから、ある程度書き貯めてたんですが、描くのが遅すぎ問題が出てきて間が空いてしまいました。
ちょっと描き方を考えなあかんなと思うこの頃です。
なんとかします。
というわけで、今回は、小学校2〜3年生位の時の話。
皆さんははじめて「男女」というものを感じた思い出がありますか?
体つきが変わるとか、裸見ると恥ずかしくなったりもやもやしたりとか、色々あると思うのですが、私は明確に思い出せるのはこの「治外法権事件」だなと今でも思う。
私は戦隊モノが好きで、でもセーラームーンも好きで、男の子向け、女の子向けとか関係なく好きなものが好き〜!という欲望に忠実に生きていた。
それを批判されることもなく、都度話がわかる子と遊んでいた。
特に「あすか」とは私とスタンスが似ていたので、子供の頃、あの家には男女誰でも遊びに来て、ただただ好きなことを各々していた思い出がある。
(あすかの家は漫画やゲームがたくさんあって、子供にとってはとんでもなくハッピーな空間だった。)
女の子だから格闘ゲームしちゃだめとかじゃないし、男だから少女漫画読まない、なんてこともなく。
ただただ皆、好きなことをここにきてダラダラやるという空間を提供してもらっていた。(あすかのご家族にも大変お世話になりました。)
でも、
治外法権だったあすかの家は、大人になるとその効力が切れてしまった。
まぁそりゃ15,16歳の年で男の子が女の子の家にいくなんて、私が「治外法権だしいいじゃん!」と言っても思春期的には無理な話だ。
まぁ男の子はわかるけど、女の子も趣味がどんどん合わなくなり、あまりあすかの家に行かなくなってしまった。
仲が悪くなったわけではない。
みんな順調に、子供のおもちゃから男性らしさ、女性らしさを求めて進んでいったのだと思う。
私は中高となってもいつまでも感覚が子供っぽかったので、子供の頃好きだったものからどんどん離れていく友達を見ては寂しく、かつなんで離れちゃうんだろうと不思議に思っていいた。
おかげで私はいつまでも漫画が好きでゲームが好きでアニメが好きなアラサーになった。
あすかと私は、私が大学を出た後くらいまでずっとそんな感じの何気ない日常をあの部屋ですごしていたけれど、ここ10年くらいわけあって会えていない。(なんか気が向いたらまたそこらへん漫画にしようかな。)
子供の頃はずっと婆さんになってもここでずっとダラダラと好きなことしているんだろうなと思っていたけど、そんな私ですらもうあの部屋に10年行っていないんだな。
大人になってああいう男女隔たりなく好きなもの興味あるものができる、やりあえる空間って作れるのだろうか
これを読んでくれたみなさんには、そんな場所、ありますか?
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