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「制服をあの時選べたら」という勝手な懺悔

百合日常03-1

百合日常03-2

時々思い出しては懺悔したくなる

こんにちは、ふじっこです。
下記の記事を読んで、時々ふと思い出しては後悔してる「制服事件」について触れます。


私が子供の頃はまだセクシャリティが今ほど取り上げられたり、ネットが身近にあったわけでもないので、「世の中は男女で別れている!」が普通だった。なぜ嫌なのかを自分でもよくわらないし、嫌だと言うとただわがままを言ってるやつにしか見えなかった。
当時子供の「嫌だ、とても苦しい」という感情を真摯に向き合ってくれそうな大人はいなかっただろうし、12、13歳の子がこの感情の理由をうまく言えるほどの知識も勇気もなかった。

つまり制服は嫌でも「女子はスカート」に従うしかなかった。

なので、今この記事にあるように、少しずつ「選択できる自由」を持てることが嬉しい。

もしあの時制服を選べたら、真っ先にあすかのところにいって、「お前がズボンはくなら、私もはくから!」とか言って、すり合わせて当日の入学式をドキドキしながらむかえる、そんな都合のいい未来を考えた。

選択できるだけで、こんなにも楽しい未来になるのに、とか思ったりして。

まぁそんなこと考えたってあの時やってしまったことは変えられないし、その後でもあすかは普通に友達として付き合ってくれた。

人間って優しい。ルールは厳しい。

今コロナで学校教育の従来のシステムを大幅に変えなくてはいけない状況で、今そんな制服の話なんかに手は回らないだろうけれど、もし制服を嫌そうにしている子がいたら、ちょっと話を聞いてみるだけでもしてほしいな。


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