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トンカチ・カラカサ
トンカチ・カラカサとは
トンカチ・カラカサはチャート上に現れるローソク足の形です。
それぞれの形やポイントについてまず見ていきましょう。
トンカチ
トンカチは上に長いヒゲをつけたローソク足のことで長い上ヒゲと短い実体が特徴的なローソク足です。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27486268/picture_pc_9f3bd4a9fa5f2639cb99f66b5017c380.png?width=1200)
それぞれ陽線と陰線の形があります。
陽線のトンカチは相場の勢いの衰えを示唆して、安値圏で出た時には反転を示唆します。
陰線のトンカチは高値圏で出た時には反落を示唆し、安値圏で出た場合は先安観に変化が出ます。
ローソク足の動きとしては下のような形です。
陰線で終わった時の方が下げの勢いが強かったということです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27486320/picture_pc_d1782e817175d009aa556fd892f992c8.png?width=1200)
カラカサ
続いてカラカサです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27486376/picture_pc_0f58ac39c1b2ae1595527a0310320dfe.png?width=1200)
カラカサはトンカチの逆のような形で、トンカチとは反対に下に長いひげを持つ短い実体のローソク足の事です。
こちらもそれぞれ陽線と陰線の形があり、陽線のカラカサは安値圏で出た際には上昇転換を暗示し、高値圏で出た際には天井を暗示します。
陰線も同じく安値圏で出た際には上昇転換を暗示し、高値圏で出た際には天井を暗示します。
高値圏で出てくるカラカサは別名で「首吊り線」なんていう言い方もされます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27486446/picture_pc_9cd3e724f66e919f327b5a38cea244c4.png?width=1200)
ポイント
短絡的に「反転の暗示だ」という風に判断してはいけないです。
これまでのローソク足の形状がどのように推移してきたか、頭の中で値動きを整理してこの次にどうなるか?ということまで考えることがチャート分析に深みを出すポイントだと思います。
長いヒゲとポイント
安値圏でのトンカチは底打ちを暗示し、高値圏でのカラカサは天井打ちを暗示しますが、長いヒゲをつけているということは買方と売方の激しい攻防があったという事を理解するのが大事です。
そして長いヒゲをつけるトンカチ・カラカサのポイントは次の足です。
次の足が出る事で、長い戦いの決着がついて買方と売方どちらが勝ったかが分かり、勝った方向に動きやすくなるという事でした。
トンカチ・カラカサが出たから売買を行うというのではなく、次の足で決着を見る事で分析の精度が上がっていきます。
まとめ
今回はローソク足の形「トンカチ・カラカサ」について解説しました。
トンカチ・カラカサが出たら、その次の足がポイントになる!という事を覚えておきましょう。
私の師と仰ぐ小次郎講師の教えを参考にさせてもらってます。講師は動画などでもっと詳しく説明されてますので興味のある方は是非検索してみてください!
今回は以上になります。
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