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VWAP(出来高加重平均価格)

VWAP(出来高加重平均価格)とは?

VWAPは、高度な出来高分析のひとつです。このVWAPを学ぶと、「機関投資家がどこを見ているか」がわかるようになり、一般の方にも大変役に立つものです。


VWAPとは?

出来高を考慮したその日の加重平均のことで、「累計売買代金÷累計出来高」で算出されます。

例)
下記のような売買があった場合、

・1000円で5000株
・1500円で1000株

通常の平均は(1000+1500)/2で1250円と算出することができますが、VWAPは出来高も考慮するため

・累計売買代金=1000円×5000株+1500円×1000株=650万円
・累計出来高=5000株+1000株=6000株
・VWAP=累計売買代金÷累計出来高=650万円÷6000株=1083円

上記のように算出されます。

機関投資家が好んでつかう指標で、彼らが「どこを見ているか」が分かるようになります。


VWAPの使い方


VWAPは投資家の損益が分かる
VWAPを使うことで、その日の投資家の、現時点での損益が分かります。
VWAPは「すべての取引の平均売買」ですから、VWAPよりも価格が上なら半分以上のポジションが利益で、下なら損失です。


抵抗線・支持線として働く
VWAPでの売買が一番多いため、抵抗線・支持線として働きやすいです。
機関投資家のVWAP取引機関投資家は取引量が非常に多いため、自分達の取引で価格に影響を及ぼしてしまうことがあります。それを防ぐために、機関投資家は証券会社と相対で取引をします。その時にVWAPの価格で取引することがあり、それを「VWAP取引」といいます。

つまり、これは「VWAPの価格で多くの取引が行われる」ということであり、抵抗線と支持線の根拠になります。


VWAPも、正しく理解してトレードに活かして下さい!!

私の師と仰ぐ小次郎講師の教えを参考にさせてもらってます。講師は動画などでもっと詳しく説明されてますので興味のある方は是非検索してみてください!

今回は以上になります。


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